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Christmas in the Heart

価格: ¥1,551
カテゴリ: CD
ブランド: Sony
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うるさいことは言わずにまずは買って聴いて楽しもう ★★★★☆
ディランが好きならまず買おう。気に入れば問題ないし、仮に気に入らなくてもディランの趣旨に賛同して飢餓救済のチャリティーに募金したと思えばよい。

ディランといえば、30年程前には突然ユダヤ教からキリスト教へ改宗したと騒ぎになり、その後『インフィデルズ』を出した時にはユダヤ教に戻ったのではと再び物議を醸した人だ。その人がいかにもこてこてのクリスマス・アルバムを出したわけだが、一方でこれまでユダヤ教のチャリティー番組に出演したりもしているらしい。結局、ディランにとっては、困っている人々がいる現実を前にしてどの宗教がその人たちを救うかはたいした問題ではないのだろう。このアルバムで寄付された印税の恩恵は誰にでも与えられる。誰にでもクリスマスは来るのだ。そして、そのおかげで、ごくわずかでも人々の苦しみが和らげられ、争いの種が減るかもしれない。そうなれば、ときにサンタは平和の人としてやってくることになる。やっぱり、他の宗教を「サタン」扱いするよりは、そんなことにとらわれず困った人たちに手を差し伸べる方がよほどいい。

内容について言えば、私は結構気に入った。全体の傾向としては、昔の音楽を今に甦らせ伝えていこうとしているような最近のディランのアルバムの延長上にあると思えばよい。「シャンシャンシャン…」という鈴の音に始まってフランク・シナトラやビング・クロスビーあたりの美声を期待したくなるところで聴こえてくるディランの呑んだくれ親父のような歌声は、知らずに聴いたら軽くショックを受けるだろう。だが、呑んだくれ親父にもクリスマスは来るのだ。それに、ジャケットは表も裏もまじめな絵なのだが、中を開けると目に飛び込んでくるのがサンタ風の衣装を着たセクシーねえちゃん(ベティ・ペイジ)の絵というのも、ディラン流のユーモアだろう。とにかく、かたいことやうるさいことをいわずに楽しもう。なお、日本盤は歌詞・対訳付き。
うるさいことは言わずにまずは買って聴いて楽しもう ★★★★☆
ディランが好きならまず買おう。気に入れば問題ないし、仮に気に入らなくてもディランの趣旨に賛同して飢餓救済のチャリティーに募金したと思えばよい。

ディランといえば、30年程前には突然ユダヤ教からキリスト教へ改宗したと騒ぎになり、その後『インフィデルズ』を出した時にはユダヤ教に戻ったのではと再び物議を醸した人だ。その人がいかにもこてこてのクリスマス・アルバムを出したわけだが、一方でこれまでユダヤ教のチャリティー番組に出演したりもしているらしい。結局、ディランにとっては、困っている人々がいる現実を前にしてどの宗教がその人たちを救うかはたいした問題ではないのだろう。このアルバムで寄付された印税の恩恵は誰にでも与えられる。誰にでもクリスマスは来るのだ。そして、そのおかげで、ごくわずかでも人々の苦しみが和らげられ、争いの種が減るかもしれない。そうなれば、ときにサンタは平和の人としてやってくることになる。やっぱり、他の宗教を「サタン」扱いするよりは、そんなことにとらわれず困った人たちに手を差し伸べる方がよほどいい。

内容について言えば、私は結構気に入った。全体の傾向としては、昔の音楽を今に甦らせ伝えていこうとしているような最近のディランのアルバムの延長上にあると思えばよい。「シャンシャンシャン…」という鈴の音に始まってフランク・シナトラやビング・クロスビーあたりの美声を期待したくなるところで聴こえてくるディランの呑んだくれ親父のような歌声は、知らずに聴いたら軽くショックを受けるだろう。だが、呑んだくれ親父にもクリスマスは来るのだ。それに、ジャケットは表も裏もまじめな絵なのだが、中を開けると目に飛び込んでくるのがサンタ風の衣装を着たセクシーねえちゃん(ベティ・ペイジ)の絵というのも、ディラン流のユーモアだろう。とにかく、かたいことやうるさいことをいわずに楽しもう。なお、日本盤は歌詞・対訳付き。
アナログ盤のレビューです ★★★☆☆
 とにかく賛否両論のあるアルバムです。トラディショナルや1930〜60年代のクリスマス・スタンダードからの選曲で、いかにも白人らしいコーラスがバックを務めるなど極めてオーソドックスなアレンジなのですが、ディランはオトやリズムを外しまくり。僕は一応ディランの大ファンのつもりですが、それでも肯定しようが無い、聴けば聴くほどヒドイ、そんなアルバムでした。

 LPはシングル・ジャケットで、レコードは180gの重量盤。8曲目までがA面になっていて、ざっと聴いた感じは全てCDと同一テイクのようです。前作品と同様に全曲を収録したCDがオマケについていて、お得感があります(ので★オマケ)。CDのデラックス版に入っていたようなグリーティング・カードは付いていません。

 ちなみに、CDではデラックス盤と通常盤が発売されていますが、デラックス盤は (1) 紙製のスリップ・ケース入り (2) クリスマス用のグリーティング・カードと封筒が入っている;グリーティング・カードはCDのジャケットの絵と同じ図柄・大きさのものが5組 (3) 歌詞カードや録音データ(メンバーや日時などの記載)は一切なし、でした。

 何にしても、あんまりお勧めできないアルバムです。少なくともCDデラックス版はお勧めしません。個人的には、アナログ盤は(CDオマケも含めて)残しますが、先月購入したCDデラックス盤は処分しました。
なかなか良いです! ★★★★★
ここのレビューを読んでいて、正直あまり期待はしていませんでした。
ディランのあのダミ声でクリスマスソング?なかなか想像ができなかったのですが、聴いてみて「いいじゃん!これ!」に変わりました。
ディランのダミ声と楽しげな演奏は一見ミスマッチなんだけれど、楽しげな演奏やコーラスと交わることで不思議と深い味わいを醸し出しています。
ディランもいつになく歌うことを楽しんでいるように聞こえました。うん、楽しいクリスマスアルバムだと思いますよ。
とても買う気になれない。。。 ★☆☆☆☆
ホントは無星!!!
そもそも御大はまだクリスチャンだったのか?
鉤鼻の典型的ユダヤ人のあなたが、キリスト教三部作に次いで30年ぶりに出した、キリスト賛美のアルバム。
70年代のそれは曲の良さもあって、なんとか受け入れられたが、今回ばかりは、サンプルを聞いただけで拒絶反応を起こしてしまった。
こういう形じゃなくてもチャリティは出来たはずだろうに…。
YHWH(ヤーウェ)だろうがキリストだろうが、胡散臭い「神」たちの呪縛から解き放たれんことを、切に願うのみである。