けれん味のないヴォーカルが話題の実力派シンガー・山本サヤカ。Do As Infinityの長尾大プロデュースによる第2弾ミニアルバムは「昭和」の情景をモチーフにした大作となった。
インスト2曲を含む全8曲が織り成す壮大な世界観が、聴く者の心を古きよき昭和の情景へといざなってくれる。選び抜かれた美しい言葉、懐かしく優しいメロディー、伸びやかで透き通る歌声。全てが一級品だからこそ成し得たオンリーワンの品質が、ここにはある。
タイトル曲「線香花火」のプロモーションビデオ（付属DVD）も秀作。

Do As Infinity解散によりプロデュース業に専念する長尾氏。山本サヤカの更なる活躍から眼が離せない！

実際聴いてから、星一個落とさせていただきます。坂本英三さんの唄はもちろん迫力があったわけですが、曲作りをしておられるのが佐橋俊彦さんご本人であり、さらにバックのミュージシャンも恐らくロック系の方ではないようなので、個人的にはもっとハードなヤツを期待していただけに少しばかりがっかりでした。しかし、全体のクオリティーは高いと思います。特に轟鬼のCDが一番これまでの未収録曲が多い点がお徳です。ただ、１０月発売の「音劇盤２」にすべて収録される可能性が高いので、相当のファンやマニアでなければそちらのアルバムを待ってもいいかもしれませんね。写真集は文句なくかっこよかったですよ！ザンキさんも登場しますし、「顔だけ変身覚えろよな」のシーンもあります。響鬼・威吹鬼と３枚購入しましたが、CD内容、写真集共に轟鬼のヤツが総合評価で１位です！！

日本を代表するハードロック・バンド、アンセムのヴォーカリストでありながら、アニメタルなどでもお馴染みの坂本英三さんが熱く唄うとなれば、まさに轟鬼のイメージにピッタリだと思います！もともと轟鬼はギターがメイン楽器でしたから、その音楽もロックしていました。６月発売の音劇版未収録の音楽も、番組本編を観ている限りでは粒ぞろいの名曲ばかりかと思っております。戦う時の音楽とか、その辺が収録されているはずですから・・・。買うしかないでしょう！！