GHQの洗脳政策
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著者は自らの半生を綴った「何があっても大丈夫」の中で、ハワイ大学の学生時代、他の国からの留学生、中国人も、韓国人も、ベトナム人もタイ人も、アフリカからの留学生も皆一様に、自国の素晴らしさについて詳しく話せるのに、日本人の私たちはそれが苦手だったと告白している。著者はそれが知らないために説明できなかった、教えてもらってないのでほとんど知らなかったんだと思い、後に戦後日本の教育について疑いを抱かせるきっかけの一つになったと書いている。それは決して過去のことではなく、今でも日本の素晴らしさを説明しろといわれて何人の人がすぐに答えられるだろう。
戦後GHQによる情報操作は徹底的に伏せられていて、戦前まで信じてきた日本人の価値観を否定し、米国を正義だと位置づける政策を進めていった。この洗脳政策の一つが「真相箱」だったわけで、この本では著者の解説は全体からいうと少ないのだが、原資料の公開という意味合いの方が強いからだろう。
著者はあとがきでいう「戦後すぐに仕掛けられた罠、つまり、言論統制、検閲、再教育、日本の歴史の否定、伝統文化の凌辱、価値の破壊、憲法の押しきせなどを認識し、その罠の中に隠されてしまった事実を掘り起こしていくしかない。」
今、日本人に本当に必要な正しい歴史認識
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私は、ごく普通の会社員(56歳)です。
これまでの人生を振り返って思うに、日本はとても良い国でありながら、我々はマスコミや言論界の情報操作によって、歪められた歴史認識とそれにより民族のアイデンテイテイや誇りを失っていたのではないでしょうか?
今、中国や南北朝鮮、そして国内の在日朝鮮人・左翼たちの暗躍により日本国は滅亡寸前の状況ではないでしょうか?
この国家的危機に、国民に歴史の真実を教え導くために まさに神が与えたのがこの本ではないでしょうか?
終戦後より、米国・そしてその手下となって日本を貶めた在日朝鮮人達の真実の姿を再認識して対策を講じて国を護って行くのが我々の務めではないでしょうか?
多くの日本国民の皆様に是非とも読んでいただきたい本だと思います。
ちょっと期待はずれでした
★★☆☆☆
桜井女史の言い分は一理あるが
形式的過ぎて説得力に欠けていると思う。
肝心の東京裁判の不公正についても
もっと突っ込んで解説がして欲しいところだ。
日本の当時の軍部のやったことをすべて正当化するのは
非常に無理があるだろう。
戦後GHQによりアメリカが支配しやすいように
日本人がある意味メディアや教育で洗脳されたのは本当だと思う。
沢山の人に読んでもらいたいですね
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この本はの構成は、GHQ作成の情報操作書「真相箱」の原文?に引き続き、櫻井さんの解説やコメントが書かれている、という形式で書かれている本で、アメリカによる戦後の情報操作による影響とその怖さが良く解ります。
真相箱に従ってGHQによって3年間行われた情報操作により、日本と言う国が見事に自虐史観に飲み込まれていた理由があらためて理解出来た気がします。
私は多くを語らない事を潔いと考えてしまうような日本人気質?が影響していたのではないかと思っているのですが、実際に戦争に行って色々な経験をした当事者達が多くを語らなかったため(それもレベルの高い人達になればなるほど)、今では嘘で有る事が明確と思えるような百人斬り訴訟みたいな問題も明確に歴史を正す事が出来ないのが今の日本の状況なのではないでしょうか?
それでも、この本に書かれている様な情報操作が当時行われずに、正しい情報が公開されていれば、誰もが真実と嘘を自分の目線で見極められたし、今でもこのような本を沢山の人が読んでこの様な事実を理解すれば状況も変わってくると思うのですが・・・
最後にちょっとこの本の構成について。
この本は先に原文が書かれて、その後で櫻井さんの解説が書かれてると言う形式で書かれているのですが、書き方としては一般的な書き方なのだとは思うのですが、原文の記述が結構長く、読んで行く内に、私でさえも情報操作の洗脳に犯されそうな印象を受けました。(これを3年間もやられたら正しい認識を保つ事は不可能だと確信できますが・・・)
原文に対して読むポイントを先に解説してから原文を載せるスタイルにした方が良かったのではないかと思いますが・・・
日本人の自虐史観の原因が書いてあります。
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櫻井よし子さんの著書は、とても読みやすいです。
他の著書も是非おススメします。
この本は、戦後の日本へGHQが行った自虐史観を持たせる為の操作が書かれています。
今現在のマスコミや日本教育の腐敗がここから始まったことは、過言ではありません。
戦後を知るための教科書として、持っておくにはおススメの一冊です!