さすが。
★★★★★
一曲目『フランジングサン』から涙腺崩壊必至です。
『ocean』全体を包み込む音にしてもそうですが、こうも日本の懐かしい夏の情景を想起させるメロディは、やはりブッチャーズにしか創り出せないものだと思います。
文句無し
★★★★★
どの曲も突き抜けている
どうしようもない痛みがこの世界観
全ての曲の美しさを産み出している
気がする
kocoronoが僕の心の中で一番大切なアルバムだけど
これはkocoronoと同様かそれ以上に僕の中に響いてきた
kocoronoと連続に聴いて
ブッチャーズはずっと変わっていないのだと思った
多分変われないのだと思った
ずっとのたうち回って音を響かしている
気がする
名盤です
ランナー
★★★★★
たった一回の、ジャーン! と、いうギターストロークに込めている命の量が多すぎて聴くたびに戦慄する
M9の最初の3秒間の透明な深みのある音の広がり
そのあとの50秒までのアルペジオ絡み方と音色
これほど美しく歪んだエレキギターの音を聴いたことがない
このコードと、この音色は、これまでも、これからも、生まれないと思う
そしてこのミキシングもあり得ないくらい大変だったんだろうと思う
ジャケットになっている故・深井克美さんの絵も透明感があり素晴らしいです
もうしばらくブッチャーズを聴いてない人に是非
★★★★★
ベタな表現だけど本当素晴らしい。
△から□になってからあまり聴いてないそんな方に是非
個人的にはM1〜M3、M7〜10の流れがもう(涙)
「振り返るならばそこは暗闇で僕達の疾走はそこから始まった」
「僕達の疾走」より
やっぱ彼らの作品を待ってて本当に良かった。
2010年の傑作アルバム
ニヒリズムの果ての明るさ
★★★★★
奈良美智の絵が目をつり上げる苛立ちを示すようなものから穏やかな表情のものに変わったように、butchersもまた地獄から天国を素通りして地上に戻ってきた。
世界に漂う、漠然とした終末感、そして、空虚感。
どこにも救いなんてない、いや、救いなんて物語はとうに終わってしまった。
苛立ちにのみ込まれ、不器用なくせにそのうえ空回り、
その果てに、
残された気持ち、
「生きている、生きていこう」(ocean)
単純な事実。二本脚の事実。
そこからすべては始まる。
「振りかえるならばそこは暗闇で、僕達の疾走はそこから始まった」(僕達の疾走)
いま、butchersは二本脚でしっかり地上に立っている。
NO ALBUMはそんな二本脚のbutchersが作った大傑作アルバム。
聴き逃すな!