マライア、期待以上です!
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このツアーの日本でのコンサートを見に行ったのですが、あの歌声を忘れられずに購入しました。生声のマライアは10年ぶりぐらいでしたが、美声とあの可愛らしさは以前と変わらないままでした。
美声は美声でしたが若いころよりはとても貫禄が出てきたというか、低音から高音にかけあがる歌い方なんかは特にうっとりです。
日本でのコンサートでも歌ってくれましたが、アイル・ビー・ゼアやヒーローは本国でも人気があるようで、私もDVDの中のオーディエンスたちと思わず口ずさんでしまいました。
アルバム「MIMI」からの曲はもちろんですが、今までの代表的な曲も色々と聞かせてくれますので、かなり濃い内容だと思います。
全盛期のマライアももちろん大好きですが、このコンサートを見て今後にも益々期待できそうな気がします。
マライアを知らない人にも、一度見てほしいです。
ライヴのために生まれたマライア
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とにかく歌のテクニックが群を抜いている。マライアの歌には好き嫌いがあるにせよ、彼女の声を聞いているだけでそれに酔いしれてしまう。今までのライヴもいいが、このAdventure of Mimiツアーの円熟した歌声はなおいい。ディテールが一個一個吟味できて、スタジオアルバム以上の楽しさがある。最近のアルバムはよりブラックなわけだけど、今のアメリカの流行でしようがないし、彼女の原点はやはりR&Bやpopだ。したがってこのツアーの選曲は以前のマライアが好きという人にも聞けるようになっている。
このDVDはライヴ(約1時間半)以外もいろいろメイキング映像やインタビューがあるけど、あまり要らないと思う。ライヴだけ入れて3000円ぐらいにした方がいいかもしれない。Boyz U Menがゲスト出演してOne Sweet Dayを歌っているけど、パフォーマンスの質はいまいち。
英語のネットではマライアのライヴは事前にわざと荒く録音し、それを流してライヴっぽいけど口パクだといううわさがあるが、例えば「We Belong Together」とかYoutubeだけでも6以上のライヴバージョンがあり、細かいところ全部違うのだから、6回以上の録音がしてあるとでも言うのか?と突っ込みたくなる。まっ、奇跡の歌声をこのDVDで聴いてみてください。
キャリア16年のトラヴェローグ
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本作は、2006年10月5日にカリフォルニア州のアナハイムで行われた「The Adventures of MIMI-the voice,the hits,the tour-」の模様を収録。
人生の機微をローラーコースターに例えたモノローグ「INTRO」で幕開け。
甲高い電子音とジャーメインのラップで始まる「it’s like that」、「heartbreaker」、「dreamlover」とミッド・トラックが序盤から披露され、オーディエンスは超ノリノリ。
それからラストの「Butterfly-Reprise-」まで一気に魅せます。
最新アルバム「The Emancipation Of MIMI」を引っ提げてのツアーですが、サブタイトルにあるように、
過去のヒット曲をより多く取り上げ構成しているのがもうひとつの見所。
全体的には日本公演のそれと同じですが、(僕がみた見た武道館公演と比べると)「fly like a bird」「vision of love」「make it happen」
「can’t let go」「one sweet day」などが、ここでは加えられています。
その変わり、この日は「stay the night」「all I want for Christmas is you(もちろん日本のみ)」がセットリストになかったようです。
ちなみに「one sweet day」はボーイズ・2・メンがゲスト参加。
このDVDのひとつのハイライトがやはりこの曲で、後に分かりますが、同日偶然に同じ街にいた彼らがリハーサルなしに出演したとのことです。
昔からのファンには堪らないサプライズでしょう。
これまでの彼女のライブの中で、最もお金と時間がかかった豪華なショーとなったこのツアー。
しかし、ファーストの頃からずっとファンである個人的な感想を述べると、この日の彼女の声の調子はお世辞にもベストとは言い難いです。
そして、各曲も極めてフランク(アドリブの多さも含め)に歌っていることと、ヒット曲もセカンドバーズを飛ばしたノン・フルで歌っていることが多く、
曲数の多さが目立つ割には十分な歌唱を聞くことが出来ないのが残念でした。
ただその中でも、「HERO」「always be my baby」「fly like a bird」は圧巻。
歳を重ねた彼女の「今」の歌がたっぷり堪能できて、涙腺が緩みました。
この3曲が聞けただけでも、買ってよかったです。
日本公演を見た人はもちろん、ネットなどの評や噂で聞いて知っている方も多いと思いますが、当日はDJによる「煽り」がセットや衣装チェンジの“繋ぎ”としてありました。
しかし、これがかなり不評だったことを受けてDVDはものの見事にカット。
そのあたりを気にされている方は、安心して購入ください(笑)。
そしてボーナス・マテリアルの「オフ・ショット」と「ツアードキュメンタリー」、スパイク・リー監督によるショートフィルム「LOVERS AND HATERS」はいづれも秀逸。
特にショート・フィルムはなぜか見ているこっちがドキドキしてしまう「自虐ネタ」が満載でウケます。
昔からのファンはもちろん、最新アルバムで初めて好きになった方々、日本公演に行った方など、大いに楽しめる作品であることは間違いありません!
凄い!! 凄い!! 凄い!!
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凄い!! 凄い!! 凄いのである!!
マライアの体型が・・・
オープニングでマライアが登場した時は
あまりに凄い衣装と、
あまりの変貌振りに吹いてしまいました。\(◎o◎)/ オーノー!
(冗談でなくTVの故障かと思った位に・・・)
本商品のジャケットのマライアとは別人です・・・
(ジャケットは修正?)
でも、不思議な事にコンサートが進んでいくと
そんなマライアが可愛く見えてくるから不思議ですね!!
コンサートも凄かったです。
(もちろん、良い意味で凄かったです!!)
全盛期と比べると、
少し声が掠れ気味でキーが低くなってるかなと思ったけど
総合的には素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
全てのプログラム終了後、
やっぱり、マライアが好きだなぁ〜と再認識!!
来年のアルバムが楽しみです!!
(2008年2月発売予定)
ただ、残念なのは
「キャント・レット・ゴー」が短すぎる事・・・
(40秒位のパフォーマンスです・・・)
と、「エモーションズ」が聴けなかった事くらいかな・・・
マライアの歌の中でも好きな曲なので
今の声で聴いてみたいなぁ〜と思っていたものですから・・・
2枚目のディスクの、
ツアードキュメンタリーも良かったです!!
☆はもちろん、
音楽ソフトで笑わせて頂けた事と
本編のパフォーマンスが素晴らしかったので ☆5つです!!