【演奏者】Tom Harrell(tp,flh), Wayne Escoffery(ts), Danny Grissett(p,fender rhodes), Ugonna Okegwo(b), Johnathan Blake(ds) Recorded at Bennett Studios, Englewood, NJ on November 27, 2009 【曲目】1.Storm Approaching 2.Let The Children Play 3.Roman Nights 4.Study In Sound 5.Agua 6.Obsession 7.Harvest Song 8.Bird In Flight 9.Year Of the Ox 　【コメント】ジャズ・ミュージシャン数あれど、ここまで叙情的なプレイをおこなうひとは稀でしょう。トランペット＆フリューゲルホーンの詩人、トム・ハレルの最新作です。一時期は体調が心配されていましたが、このアルバムを聴くと完全に復調し、プレイにはさらに円熟味、渋みが加わったことがわかります。ジャッキー・マクリーンに師事したウェイン・エスコフェリーをはじめとするバック・メンバーも一丸となって絶妙なプレイを披露。ハレルがいかにこのバンドに自信を持っているかが、アレンジやアンサンブルからもうかがえます。作曲家としても定評のあるハレルだけに、今回もすべてオリジナル曲を収録。現代版ビ・バップというべき(8)は、とくに聴きものです。(jazzyellより)