AORの定義はそれぞれだが。
★★★☆☆
AORという言葉は日本特有のカテゴリーであって、その選別はリスナーに任されていると言っていい。このCD自体はクールサマーと呼ぶにふさわしい選曲になっているが、AORというかというと ギルバート・オサリバンや ジョー・パスカールや ワークシャイやスパンダーバレイは違うような思う。またその反面、 ネッド・ドヒニーやロジャー・ヴードリスやペイジスはAORそのものだ。また アヴェレイジ・ホワイト・バンドや ヤコブ・マグヌッソンや マッキー・フェアリー・バンドやカラパナなどハワイアンAOR まで網羅している点はかなりのAOR通だと感じる。
このCDはAORという窓口から今まで耳にしなかったミュージシャンや楽曲を知るにはとてもいいCDだと感じた。