基本的な事を分かりやすく読みやすく解説してくれているので、これから節約したい人や貯金をしたい人のモチベーションを高めてくれるのに調度良い感じのする本だと思います。
ただ、年間貯金額が200万を超える様な方々が読むのには当たり前の事しか書いていないので、お金が勿体無いので読まないほうがいいと思います。
年収600〜800万ぐらいで貯金が無い人をターゲットとして、今後家計を立て直すのに比較的ハードルの緩い事を取り上げて、取り組みやすい内容で書いている様な感じのする本ではないかと個人的には思います。

財布の形を見ただけで、その人のお金の使い方がわかる。
嘘みたいな話ですが、この本を読むと納得しました。

著者が語る、心の三毒という仏教の概念は確かに、現代人の心のありようを映し出しているように思います。
私の会社でも、確定拠出年金をやっていますが、説明会で寝てる人の多いこと・・
著者のいうように、どんなライフプランを提案しても聞く耳を持たない、心の三毒に侵された人の存在を身直でたくさん見ただけに、著者の苦悩に共感してしまいました。


金を稼げば勝ち組という逮捕される前のホリエモンのような考え方の人も、月末には金欠という人も読んで損をしない良書だと思います。