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負け犬の遠吠え (講談社文庫)

価格: ¥659
カテゴリ: 文庫
ブランド: 講談社
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今更ですが ★★☆☆☆
あ〜あんな本もあったね〜。騒ぎになったね〜。という事で今更読んでみました。
当時は様々な情報が飛び交っていて内容が想像できませんでしたが、読んで納得。こりゃ嫌う人もいるわ。かくいう私も肌に会いませんでした。

いや、別に負け犬というカテゴライズに不満があるわけじゃないのです。むしろこの本の中の負け犬は勝ち組。そんなことより合わなかったのは酒井サンのねちこくて毒のある文章(表現?)。この本は負け犬ライフを自虐しつつ、周りをあげつらって遊ぶ。という形なのですが、どうも「書いてる人が本気で思ってない。」ことがまるわかりでイラッとさせられてしまうのです。
あと、男の負け犬の分類とか…。女の私から見てもちょっとこの人性格わるいなって感じだし。
自虐があくまでポーズな分いやあ〜な気持ちにさせられました。


全体的に恵まれたお嬢様の私が、ちょっとひねくれた目線で世の中斬ってみましたよ。という本。真に受けて悩んだり、絶賛したりするほどのものじゃなかったです。ましてや世の中巻き込んで大騒ぎになる内容じゃけしてありません(笑)
今から思うに、負け犬ブームってあの騒動を作り上げた出版社やマスコミのもので私たちは踊らされていたんだなあ…と。まあ、あのころを懐かしんで読む文庫としては面白いです。
これは読めました。 ★★★★★
これまで著者の本とは余り相性がよろしくなかったのですが、これは読めました。少子化問題で、女性の未婚者が増えた、というところから話が始まっているのかな、と思います。30歳を過ぎた独身女性を負け犬と呼んでいますが、結婚というものが非常に大きな存在であることがよくわかります。しかし、それ以上に結婚を拒んでしまう一人暮らしの良さを感じているという点、豊かさを背景とした個人主義が進んでいる状態を感じ取りました。巻末に文庫版の特典としてオス負け犬との対談が掲載されているのですが、そこで、男女間で、恋愛を恐れているような気配が感じられました。もっとも豊かな世界で生まれ育った現代の若者は、個人主義という近代人の憧れのような姿を持つ一方で、独特の抑圧感情もあるのかな、という感想です。
障害者が声を出して泣いた ★☆☆☆☆
こどもが産める、ある程度の結婚資金もお持ちの作者が、ご自分の生き方を自慢げにタラタラと述べているだけです。そして、本当にこどもが産めない障害者や病人などの社会的弱者を嘲笑しています。だから、面白く可笑しく読まれ、賞までいただきました。
勝ち犬の立場から。 ★★★☆☆
私は勝ち犬である。
実際、「勝ち」の方に分類されて、悪い気がしなかったのは確かである。
この人間の心の、蓋をしてきた臭い物に、焦点をあてたのが本書。
面白いですが、客観的に読まないと、自らの鈍感さや、自己愛に気づかされて、読後感は非常に辛くなります。

勝ち犬の立場からいうと、子供ってのは、遅刻の言い訳から、アイデンティティーの問題にまで、答えとして使える、非常に便利な存在です。
たいした人生送ってなくても、「私はこの子ども達の為に生きてる」という感じで酔えます。
私は二人生みました。子離れはおそらく難しいでしょう。だって存在意義になってるし。

人生に迷っている方は是非出産を。

ちょっと冗長な部分もあるので☆みっつ。今だったら新書だよな。

差別用語を作った本 ★☆☆☆☆
発売された当時もの凄い話題になった本ですが
やはり年月がたってこの本の価値を聞かれた場合、昔程はぶり返さない。
当時、世に(いや今も定着しているが)独身=負け犬の公式を作った本でも有る。それぐらい凄かった。
また負け犬と周りから言われて傷付いた人も居た。

本の内容は作者がエッセイテイストで語り独身でいる事の不甲斐なさを語っており、だから?っと思った。結局何を周りに伝えたいのか解らない。

人を傷付ける用語を作った本を私は認めたく有りません。