■ログ分析に必要なことが俯瞰できます
★★★☆☆
ログ分析の本質について書かれている
・本質は以下の三つの視点が有機的に機能する設計になっていること
−1.エクスペリエンス
−2.行動
−3.成果
・サイト・オバーレイ(クリック密度分析)をもっと活用するべし
・セグメントの重要性
「セグメントこそがログ分析の生命線」
・ログ分析の神話を斬る
−経路分析は無駄
→代替案としては ファネルレポートを活用すべし
−コンバージョンレートに振り回される愚
コンバージョンは常に一桁%。(残りの90%以上を無視して良いのか。)
→タスク完遂率をサイト内アンケートで確認するべし
・参考ブログなども多数紹介
−Google Analytics Blog
−Occam's Razor など
読みづらい
★★☆☆☆
解析ツールを入れる手順や、その際の具体的かつ詳細な注意点が、社内でサイトを運用する立場から記載されている。この点について評価できるため★2としました。
代理店やツールベンダーの方からすると視点が違うため、期待外れになるかもしれません。また解析ツールのTips集を期待して買うと失敗すると思います。
1番ダメだったのは日本語訳。英語を教科書的に翻訳されたのか、とても読みづらく、理解するのに時間がかかりました。
マーケジンというサイトで勧められていたのですが、そのサイトの運用会社と、この本の発刊元会社が同じでした。
失敗したと思っています。
Webに携わる者全てに
★★★★★
アクセス解析に限っておらず、マーケティングの視点での活用法や上司の説得させる方法なども非常にユニークに描かれていて、現場では『こういうのあるよなぁ〜』などと頷きながら読めて面白いです。
この本を購入した当初は、ちょっと細かい技術本なのか?とか思ってましたが実はそんなことはなく非常に受け入れやすい内容になってますので、あんまりアクセス解析とかスキじゃないんだけど、とか考えている人にも是非読んでいただきたい本だと思います。マーケターは必読。