ほんのわずかでささいな気づきが、溢れていることに驚かされる
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「僕はゴルフが大好きだ!」
12歳から書き綴ってきた日記。
その最初のページは"反省"から始まる。
「試合の次の日練習場に行ったが」
「グリップをチェックしたらまだ少し右手がかぶっていたことがわかった」
そうしたほんのわずかでささいな気づきが溢れていることに驚かされる。
その道のトップになる考え方、
ロールモデルのようなものが頭に描かれ、
今からでも遅くはないが、
自分の小学生/中学生時代に、
このような思考で文武両道に励んでいればと思い巡らされた。
ここには上手くなる喜びや
上手くいかないもどかしさ
勝ったときの嬉しさや
負けた悔しさ
そしてなによりもゴルフへの熱い想いが
拙いにしてもひたむきに記されている。
史上最年少賞金王、
そして、
「中日クラウンズ」最終日にして
世界最少スコア58をマークした石川 遼は
なるべくしてなる
叶えるべくして叶える
そういったものであると認識させられた。