ラテン語学習のはじめの日から読める本ですね。
★★★★★
ひょんなきっかけで、大学1年生の諸君と一緒に、この本を半年読みました。
1章の始めは、Roma in Italia est. Italia in Europa est.で始まります。同じ単語が、
少し変化しつつ何回も出てきて、ストーリイが進んでいきます。ローマ人のイウリウスと
奥さんのアエミリア、それにマルクス、クイントスの兄弟、それに娘のイウリアの5人の
家族の物語が展開していきます。基本文法と、全部で2000ほどの単語(と変化)を学ぶ
仕組みです。
学生諸君は、半年、小さな文法の本と何人かは辞書も使って、100ページほど読みまし
た。熱心な一人の学生が、この本の第2巻目を買って、初めのほうを読めるようになりま
した。
語学の勉強は何といっても、たくさん読むことですね。
この本は、1日目から読めるので、入門に最適と思います。シニアの私も面白かったです。
文章のリズムが気に入りました。