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公文式“プリント狂”時代の終わり

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: 太郎次郎社
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数学的才能を殺す公文式  ★★★★☆
先のレビュアー様と同じく私塾を経営しています。
公文から移ってきた生徒には

1.計算は得意。早くてそこそこ正確。
2.とにかく慌てて問題を解くため、文章題をじっくり考えられない。
3.また、分からないところを教えても十分に咀嚼せず、すぐに次の問題に取り掛かろうとする。とにかく、早くやろうとする。

上記のような共通点があることに気付きました。
この本を読んで、公文式学習システムに原因があることがよく分かりました。
公文式の指導者達も実は弊害があることを分かっていて葛藤している方がいらっしゃることもわかりました。

それなりの効果があるからこそ、大きくなった公文式です。そこは認めないわけにはいきません。
しかし、弊害も知っておかなければならないでしょう。
事実、痛い目を見ている子どもが多いですから。
公文式で失うもの ★★★★☆
私は小さな町で私塾を開いている者です。去年初めて、公文式出身のお子さんを数人担当しました。そうしたらどうも全員様子がおかしく、何と言ったらいいのか人間ぽさが少ないのです。その公文出身者が皆同じように感情が出ず、会話がうまく出来ず、笑いを共有できず、感情が交わらないのです。どう指導したらいいのか全くわからなくなってしまいました。まずは子供たちがこうなった原因や理由を知り対策を考えようと思いこの本を読んでみました。いろいろと参考になる部分があったので読んでよかったと思います。特に公文の教室を運営している女性指導者の方の手記はとても興味深かったです。★が一つ少ないのは、著者自身の教育法や塾のやりかたの説明が多かった点が理由です。私と同じような疑問や悩み(つまり公文出身者の精神的なリハビリはどうすればいいのか)をお持ちの方には姉妹書の『危ない公文式早期教育』(保坂展人著)の方が参考になるかと思います。