相変わらずのエロさとまじめさと
★★★★☆
描写はかなりエロイです。
でも話はやっぱり・・・。
ただのエロではないことは
なぎさの媚薬1 海の見えるホテル でも分かっていることだけど、
なかなか手を伸ばすのに抵抗感がある人もいるんじゃなかろうか?と。
特に女性の方々は。
好きだった人とセックスして
その人をその後の悲惨な人生から救い出す。
でも自分の現実は何一つ変わらない。
そんな中で
確実に意識が変わっていってるのを
見逃すことはできない。
この作品の研介も
好きだった先生を救うことはできた。
現実は相変わらずだけど、
最後は自分の生きる道をちゃんと見出している。
なぎさに会うことで
結局は自分の人生をも見つめなおすことができるのだ。
敦夫にしても研介にしても。
そこらへんがただのエロ話で終わらせない
重松さんの上手さ、かな。