各々作用についての説明が「〜と言えそうです」「と私は考えています」「〜のようです」などというような仮説になっているのがとても気になりました。
クレイセラピーについて、エビデンスが確立されていない現段階では、著者も責任を取ることができないということでしょうか。今後の研究の進展を期待したいです。

私は、クレイに関しては全くの素人でしたが、初心者にもとても入り易く分かりやすい本だと思います。普段の日常生活にもすぐ取り入れられる使い方もたくさん載っています。この本は一般的なクレイに関する説明だけではなく、著者の実体験や著者自身のクレイへの思いや考え方も書かれているので、ちょっと難しそうなクレイの科学的理論に書かれた部分も、なんとなく身近に感じることができて楽しく読むことができました。これからクレイについて勉強したいと思ってるかた、もっとクレイについて知りたいという方にはお勧めですよ！！

アロマセラピー関連の本は多々あれど、クレイセラピーに関する本がほとんどなかったので、心待ちにしていた待望の一冊。
今までは著者のサイトを参考に、フェイスパック、歯磨き、ボディーパウダーなどにクレイを利用してきたが、それ以外の使い方＆レシピもわかりやすく多数掲載されているので、もっといろいろなことに使ってみようという気持ちになった。
また、実用的なことだけでなく、科学的な作用メカニズムなども書かれているので、今後使っていく上で大変参考になった。
フレグランスジャーナル社から出ている本というと、私のような素人には敷居が高いイメージがあったが、この本は文字が大きめで読みやすく、各所にある写真もキレイなので楽しんでスラスラ読めた。この内容でこのお値段はとってもリーズナブルだと思う。

レシピも豊富で初心者からクレイを日常使っている人まで楽しめる本。
クレイバス、フェイスパックなど美容のみに留まらず、介護、家事、ペットケア等への応用のレシピもありがたい。現在解明されているクレイの仕組みやクレイの分類なども判りやすく、”だから作用が強いワケね”と改めて納得したことも。
印象的だったのは、”視覚・聴覚ばかりで生きてきた現代人が、グルメブームで味覚に着目し、アロマセラピーによって臭覚に目覚めたように、今度はクレイセラピーが触覚という感性を目覚めされていくでしょう。”という部分。ここらで一息ついて、クレイに触れ、自分の身体の声を聞きながら、自然回帰への一端にトライしてみるのはすごくいいと思う。

アロマセラピーを知っている人でもクレイセラピーって何と思うでしょう。
クレイつまり「泥」というと聞こえは悪いですが、
一般に売られているクレイは乾燥されてサラサラで、ミネラル成分によって色んな色があり
この本の中にはクレイの科学的な成分分析をはじめ、実際に日常生活にどのように使えるか例をあげてわかりやすく記されています。

私自身は少々アロマをたしなむ程度ですが、この本を読んでクレイセラピーを
はじめることにしました。花粉症対策に飲む人もいるそうです。