今まであまり興味がなかったドール作家さんたちの本格的ドール〜あまりに美しくて綺麗で１体１体手作りは見事で素晴らしいです！

Dollybirdはいつも装丁の美しさに『はぁ〜』となります、実物はこの表紙の上にホワイトの美しいカバーがかかっていて雰囲気は満点！！
メイン特集は恋月姫の創作人形とユノアです
恋月姫さんのインタビューは読み応えがありましたが、ユノアは新シリーズの紹介が巻末の辺りに数ページ･･･荒木さんのインタビューなども期待していたのですが、少し残念です

他には著名なドール服作家さまやカスタマーさまのドールの写真やインタビューです
こちらも可愛らしい＆美しいドールが満載です
アーティスティックな写真や衣装に作家の方々それぞれのこだわりを感じます

作りたい洋服がいくつかあったのですが、掲載されているドールの一部の型紙しか掲載されていません。
洋服を作るためではなく、写真集としてオススメです

恋月姫の人形を表紙に使用しているので、創作人形好きな方が手に取るのでは
と思うのですが、
中身はDollyBirdらしい内容なのでやや違和感があります。

特にフィギュアの素晴らしいメイク。
メイクひとつでこんなにも輝くように表情が変わるのは感嘆します。
きっとご本人もメイクが上手なんだろうなと、作家さんのお顔が見たくなりました。

内容としては満足いく内容です。
内容に対して1800円は高いですが、写真の色がきれいに出るよう紙も上質なものを使用しているので
そのくらいの価格はやむおえないかと。

アートではない、と否定的な評価もあるようですが
そもそもこの雑誌はアートとして作られているわけではないのではないでしょうか。
人形を楽しむ、人形愛好家のための本。
私は楽しめました。

Dollが大好きな自分にとってとてもウットリする内容でした。写真集としても色々な作家様の作品が見られて見ごたえ十分です。普段見る用とビニールに入れて保存用と2冊買いました。

写真がとても素晴らしく、目の保養になりました。
編集者は雑誌ではなく写真集が作りたいのでは、と思うほどでした。
アルフォートさんの写真だけは下着で後姿のブライスが並んでいるだけで、
訳がわかりませんでした。
各作家さんへのインタビューがありましたので、
好きな作家さんがいる方には嬉しい企画なのではないでしょうか？
お目当ての型紙は、作りたい型紙（スキッパー服）の説明が不足していたので不満です。
お洋服は大きいドール持ちの方メインになっていると感じました。
いつも、蜜蜂けいとさんのベッツィの服の連載があったのですが、
いつの間にかなくなっていて残念です。

大きめドールの写真と型紙が欲しい方にはお勧めしますが、
それ以外では余りお勧めしません。