若者たち。
★★★☆☆
・70年テイスト。初めて聞くのに懐かしい,そんな感じ。「はっぴいえんど」に影響を受けているのがよく分かりますが別にそこまで似ていない。確かに「いらいら」〜「朝」みたいな,つなぎはあります。しかし,サニーデイは,大好きでした。このアルバムはタイトルそのまま「若者たち」。天才,曽我部恵一はここからスタートです。あの当時の若さでこの世界観はやはり,凄い。あんまり?な曲も多いし,すかすかの演奏ですが,「若者の悩んでいる振りのかっこよさ」をここまで,表現したアルバムはないでしょう。景色の描写だけの「田園風景」も好きです。
取り憑く叙情
★★★★☆
私が中学生の頃にシングル『恋人の部屋』を聴いてファンになり、
若いアルバムから順に聴いていこうと決めて手にしたアルバム。
一聴して『何かが他(の音楽)とdifferent・・・』と思いました。
しかしこれで演奏下手なんでしょうか…
完成度が低い……まあ確かにファンしか喜ばなさそうな曲のテーマたちだが……
そんなこんなで今わたくし音楽活動五年目なのでありました。トリツカレマシタ。
個人的には、最初には毎回再生を飛ばしていた8曲目「約束」が、
出会いから10年にしてツボです。
この後どんどん男根色とおセンチを増して行くサニーデイサービスです。
全ての若者たちに
★★★★☆
「東京」の前作とは思えないアルバム全体にただよう青臭さに最初は戸惑いつつも、何度か聴くうちにその青臭さも含めて良いアルバムだな〜と思いました
まんまはっぴいえんどな曲も確かにあるんですが、そのオマージュもほほえましく思えます。そして「ご機嫌いかが?」「若者たち」は本当に名曲です
普通の素敵がそこにある。
★★★★★
喫茶店、恋愛、若いやるせなさ、日々のもんもんとした思い。
このアルバムには私たちの「普通」が詰め込まれている。
そんな普通の中にあるちょっとした優しさを、驚きを、喜ぶべきことだと気づかしてくれる。
音楽には体温があると思っている、冷たい音楽に慰められ、暖かい音楽に励まされる私だ。
サニーデーサービスは私にとってそれがちょうど人肌の温度だ。
穏やかな心の時も憂鬱なときもいつでも聞くことができる。
それは優しいからとかじゃなくて、普通が歌われているからだ。
そんなだからいつでもそばに置いておける。それはとても素敵だ。
この未完成度が
★★★★★
私がサニーデイの中でも一番好きなアルバム。
「ご機嫌いかが」なんてすごい名曲だと思うんです。
そしてこの音の悪さと下手さがなんとも言えずいいのです。
何度も何度も聴いてみてほしい。
いつかわかります、この良さが!