インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ユーロマンガ vol.2 (2)

価格: ¥1,890
カテゴリ: 大型本
ブランド: 飛鳥新社
Amazon.co.jpで確認
バンドデシネの勉強に ★★★★★
私もあまり詳しい訳ではないのですが、絵の魅力に惹かれて購入してしまいました。
フランスのバンドデシネには傑作が多いと聞くのですがなかなか訳本にも手が出ずにいましたが、作者の傾向を勉強するにはちょうど良い本です。
是非とも長く続いて欲しいものです。
「マンガ好き」の『ユーロマンガ』讃 ★★★★★
  昔からヨーロッパのマンガが大好き!というわけではない、一介の「マンガ好き」としての『ユーロマンガ』讃をひとつ。

 大友克洋氏や谷口ジロー氏をはじめ、ヨーロッパの作品に影響を受けたマンガ家諸氏がけっこういらして、なんとなく関心はあったんだけど、洋書店に行ったからといってスッと買えるものばかりでなし、インターネットの恩恵はあっても、一作家一作品を購入していくのは、色々な意味で難しかった。

 それが今回、『ユーロマンガ』という「雑誌」として、複数の作品をまとまったページ数で、何より「本」という形式で手に取ることができるようになったのは、大変うれしい。

 また第一巻に比べ、より「マンガ」という媒体に適した自然な口語に近づいたことで、ぐっと読みやすくなった印象がある。コラム、あらすじ、キャラクター紹介があるのも大きい。なにしろ第一話を読んだのは半年前だから、いーかげん忘れてたりして(笑)。

 そうやって読み込んでいくと、アートというイメージばかりあったクレシー氏が、案外コミカルでかわいらしい絵も描いていたり(p104)、『ブラックサッド』は「物語」として引っ張っていくものがあるし、他の二作品も、やはり読んでよかったと素直に感じる。

 あとは『スカイドール』の下絵(p27)が見られたのが嬉しかった! できあがった作品は勿論、その「過程」にも深甚の興味を抱くものとしては、こういうラフスケッチが見られるのは何よりの眼福。

 できることなら他作家のラフも見てみたいな――と。クレシー氏が京都滞在の折に描いたスケッチはすばらしく(季刊エス 08年10月号)、こうしたものが「おまけ」として付いてくれば、こんな嬉しいことはない。

 そういう期待もさせてくれる気概あふれる本なだけに、今後とも微力ながら応援していきたい。
フランスのマンガから自分の世界を広げる ★★★★★
日本のマンガは量も質も世界でも有数のものがある。だがアメリカやフランスにも100年以上の昔からマンガの伝統は続き、現在に至るまで豊穣なマンガ世界を読者に提供し続けている。アメリカン・コミックの世界はヒーロー物やスヌーピーなどの新聞掲載マンガなどで知られている機会があったが、残念ながらフランスマンガの世界はまだまだ一般の読者には縁遠い世界であった。今回、第一号に引き続き、この『ユーロマンガ』第二号がでたおかげで、私たちは最新のフランスマンガの世界のすぐれた一部分を読むことがさらに可能になった。特に第一号から続けて読めば、『ブラックサンド』と『ラパス』がそれぞれ原書での単行本(第三巻、第一巻)をまとめて読めるようになったのは嬉しい。特に『ブラックサンド』のハードボイルドな詩情に、読者は魅了されることだろう。できれば今後も着実に巻を重ねてほしい。そのことが読者に、日本のマンガと異なる世界観を有するマンガを知る機会になるからである。