KANさんの魅力がたっぷり詰まった、珠玉のベストアルバム。
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「私、KANさんのファンなんだ。」というと「えっ?愛は勝つ、の?」という返答が
ほとんど。または「何かいたね、そんな人。」「どんなときも、だっけ?」なんて
いう人も結構います(泣)。一番多いのが「へー、まだいたの?」なのが悲しい。
上記の会話で終わってしまう人には、何も無理矢理KANさんを聴け!と勧めたりする
気は毛頭ありませんが「KANさんって、どんな曲歌ってるの?」などと興味を持って
くれて、聴きたいなーと言う人が何から聴けばいいか・・・と迷っていたら、まずは
この「IDEAS」を勧めます。
個人的には「遥かなる〜」「カンチガイ〜」「弾き語り〜」などなど沢山あるのですが
このアルバムが一番無難で聴き易いのではないか、と思うのと「愛は勝つ」も丁度
半ば辺りに入っているので、そこでちょっとホッとできるのではないか、というのも
あります。
「IDEAS」は本当に名曲揃い。「カレーライス」「世界で一番好きな人」「50年後も」
など、涙ものの曲や、「DISCO80's」「プロポーズ」「MAN」などの昔の名曲も楽しめ
るので、是非お勧めしたいなーと思うアルバムです。
めっちゃいい!「愛は勝つ」しか知らない人にもお勧めです!
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実は私もKANさん初心者に近いのですが、このCDは本当に買ってよかった!って思いました。とにかくなんともいえずKANさんのやさしい言葉に癒されます。なにか生活に疲れた時に聴いていると「がんばれ、がんばれ」と言われるのではなく、そっとそばで寄り添ってくれるようなそんなやさしさがあふれています。「愛は勝つ」くらいしか知らないって方にもぜひ聴いてほしいと本当に思います!初回盤のブックレットもKANさんらしさがあふれてて素敵です。
今回のベストは5点満点だ
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地元のCDレンタルには置かれていなくて、この存在自体を知らなかったが、すごくいいアルバムです。アルバムは『めずらしい人生』から9枚くらい持っているが、18年のベスト選曲なので歴史を感じる。
「プロポーズ」は原曲がいいのはやはり当たり前だが、新録音ということでそのアレンジと歌声がとてもいい。買う価値ありだと思った。ラストに持ってきた「50年後も」は9年ぶりに聴いたが結構いいラヴ・ソングだなと再認識した。
「牛乳のんでギュー」とか「すべての悲しみにさよならするために」「東京ライフ」などは選曲されなかった(限定特典に入っているSelf Liner Notesによると「秋、多摩川にて」は選曲からなくなく外したらしい)が、このアルバムはこれでいい聴きやすいまとまりのアルバムだと思う。
手軽に音楽を持ち出したり昔の再生機器と比べはるかに高音質で聴くことの出来るようになったりした現在、KANの曲を聴きなおそうと思う。
KANが少しでも気になる方へ
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職場の人間にKANの印象を聞いてみたところ、
「ああ、”愛は勝つ”の人でしょ?」という反応が返ってきた。
残念ながら、KANに対する社会的認知はその程度のものだ。
ap bank fes08'で彼の歌を聞くまでは、
かくいう僕自身もその程度の認識だった。
だが、目の前で「50年後も」を歌い上げるKANの姿を見て、
その認識が全く違うものになった。
魂が震えた。涙が出た。
この人はすごい!と心から思ったのだ。
KANの歌には、隣にいる人をもっと大切にしようと思わせる、
優しさとあたたかさに満ちている。
本作品には、フェスで歌った「愛は勝つ」「50年後も」の他、
聴いた人がもっと幸せなる名曲が満載だ。
KANに対して少しでも興味を持った方には、
是非とも手にとってほしい一枚。
KAN名曲の見本市。(しかもほんの一握り)
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ファン歴長い私ですが、ベスト盤は「めずらしい人生」以来の購入です。全オリジナルアルバムを持っている私にとってベストなど自分で作れますし、ましてや今までのシングルを並べただけの、レコード会社主体のベストは買う意味がありませんでした。しかしこのベストは新曲あり、リアレンジ曲ありの全17曲というボリュームでのKAN自選アルバムと言う事で、初心者からベテランファンまで納得の一枚であるといえます。欲を言えばもう何曲かリアレンジして欲しかったですが。
選曲については少々納得できない所もありますが、後期のアルバム中心に色々なタイプの曲をバランス良く選んだ印象です。個人的には、非シングル曲で「秋、多摩川にて」、「「今度君に会ったら」、「Autumn Song」、「月海」、「WHITE LINE〜指定場所一時不停止」、「情緒」、「小さき花のテレジア」。またシングル曲では「全ての悲しみにさよならするために」、「英語でゴメン」、「Superfaker」等が入って欲しかったのですが、やはりKANの全ての名曲を一枚のアルバムにまとめるというのは無理でしょう。マイベストを作る時も、非常に選曲に苦労するぐらい、名曲の多いアーティストなんです。
このアルバムでKANの虜になったあなた、これだけではKANの魅力は語れません。是非過去のアルバムにも触れてみて下さい。