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イーヴィル・エンパイア

価格: ¥2,345
カテゴリ: CD
ブランド: ソニーレコード
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1996 ★★★★☆
93年1月に発表されたデビュー作で、そして、同年の"ロラパルーザ"ツアーの中で全裸になってPMRへの無言の抗議を行ったことでも大いに話題を呼んだレイジ、待望の2nd。3年も間をあけてのリリースだが、結果的には短期間集中で、リハーサル・スタジオを使ってラフな録り方をしたという本作。ファンキーでヒップホップでハードコアなロックで、生々しく激しくエネルギッシュなサウンドに仕上がっている。
正直、前作次作に比べると曲は微妙かもしれない ★★★★☆
あくまで個人的な印象だが、2ndにして既に多くの曲が気だるく感じられる。息切れしてるわけがないのだが、なんか息切れしてる?みたいに感じる歌唱も散見された。多分私だけなのだが。前作次作に比べると曲も印象に残りにくいような気がしないでもない。あからさまな曲のカッコ良さでは次作に劣るし、歌唱のパワフルさと痛烈な歌詞では前作に及ばないという具合。次作はそのキャッチーさ(私はそれをカッコ良さという長所だと思うが)ゆえに批判されたようだが賢明な変化いや成長だと思う。それに伴って主張が劣化したり、売れるために思想を曲げるような事があればそれは問題だろうがレイジの場合それはない。

曲自体は微妙だが個人的に歌詞がいいと思うのは6曲目から8曲目までの三曲。「俺達はとっくに死んでるんだ」「きっちりと構造ができてしまえばもはや投票用紙を持ってしても変える事はできない」「夜が棺をいくつもたらすそんな時は一日だって無駄にはできない だから動け、黙秘権を求めろ、言論の自由は望むべくもないのだから」「人生は仮釈放もコントロールも存在しない刑務所 判事は俺の電話を盗聴している それも俺が同化に逆らっているからさ」「生存だけが唯一の動機、希望などない、俺が歩む道は総てが綱渡りのロープみたいなものだから」この悲観的な辺りが好きだ。これらの悲観は我々日本人にも全く無縁なものではない。中にはレイジの怒りは平和ボケした日本人には理解し得ないものだとまで言う人もいるがそれは違う。凝り固まった構造を少数派が投票をもってして変える事が困難なのも、言論の自由が名ばかりなのも、同化に逆らう事が許されないのも、強引に綱渡りを強要されるのも、なんら変わりないからだ。レイジの告発を全て遠い事としか思えない人間は単に鈍感で幸福すぎるだけである。
2作目 ★★★★★
このアルバムを聴くと、最近のアイドルみたいなアーティストが中途半端にラップを入れ、ミクスチャーロックをやっているのを見るとバカバカしく思えてきます。
レイジの本物の技術とセンス、この手のジャンルはレイジだけでもう十分です。
洗練されたセカンドアルバム ★★★★★
「前作よりも洗練されている。」そう感じさせるセカンドアルバム。
ドラムが叩きだすタイトなリズムの上で、ベースはうなり、ギターはトリッキーなプレイを聴かせ、ボーカルは更に表現豊かになっている。
しかしながら、前作の衝撃が大きかったせいか、「激しさ」というものが前作に比べて若干減っているような印象を受ける。
だが、名盤であることは間違いない。前作より若干劣る(と思う)が、それでもやっぱり星5つ。
ラウド! ★★★★★
前作より洗練され、次作よりもコアな内容になっており、
恐らく現在、彼らの最高傑作とされているのがコレだと思う。

歌詞の内容はさらに政治色を強め、
政府や企業、弱肉強食の矛盾した社会を鋭く突き刺し、
前作よりさらに攻撃的で、団結を呼びかけるようなものになっている。
それが、政治に無関心な人々をキャッチーな曲調で鼓舞しようと言う、
次回作の方針へとつながったのだろう。
(それは結果的に批判も浴びるのだが。)

Rage against the machineで一番好きな曲は?と聞かれると迷う。
しかし、一番完成度の高いアルバムだと思うのはコレ。