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Modern Guilt

価格: ¥906
カテゴリ: CD
ブランド: Iliad / Hostess
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In the last few years, Beck has freely sailed the seas of electronic and alternative music, but he is now back on land with Modern Guilt, an album that gravitates mostly toward electronic music and that, unfortunately, only has a couple of songs that really stand out ("Modern Guilt," "Orphans"). The problem has nothing to do with the fact that this CD is more electronic than acoustic. The sound is poor, and it sounds as if Beck were actually singing out of a barrel. Also, the beat doesn’t change from one song to the next, and if you don’t listen carefully to each song, you could not tell when tracks change. Despite Beck being one of the most creative and versatile musicians in recent years, the songs of this album have no depth. Let’s just hope that Beck surprises with his next. --Ernesto Sánchez (People en Español People en Español)

En los últimos años, Beck ha navegado libremente por las aguas de las música electrónica y la alternativa, ahora está regreso al mundo de la música con Modern Guilt, un disco que se inclina más hacia la música electrónica y que desgraciadamente sólo tiene un par de canciones que se destacan como "Modern Guilt" y "Orphans." Y el problema no tiene nada que ver con el hecho de que sea un disco más electrónico que acústico, el sonido del disco es muy pobre, pareciera que Beck está cantando dentro de una cubeta, y el beat no parece cambiar de una canción a la otra. Si no se pone extrema atención a cada canción no se dará cuenta del momento en que cambian los tracks. Si bien Beck es uno de los músicos más creativos y versátiles de los últimos años hay que decir que este es un disco en el que los temas carecen de profundidad. Esperemos que Beck realmente nos sorprenda con su siguiente producción. --Ernesto Sánchez (People en Español People en Español)

『鬱』な方のベックに浸る ★★★★☆
2008年リリース。ベックの第10作目にあたる本作は『Midnite Vultures』とか『Guero』の『躁』なベックではなく、『鬱』な方のベックに分類される作品である。全部で10曲、トータルも短いが『鬱』な方のベックに浸りたい方にはピッタリの作品だ。

ベックの場合、『躁』であっても『鬱』であっても出来上がってくる曲は他のミュージシャンとは比べものにならないくらいに完成度が高い。全く違う輝き方をする。このアルバムの3曲目『Chemtrails』など、突如オフィシャルHPとmyspaceにアップしたりとファンに対するアプローチの仕方もいろいろ試している感じなのも面白い。個人的に好きなのは『Youthless』。ベックもこんなタイトルの曲を歌う年になったのか、とか思ってしまう。

なんとなく全ての曲が自身の中のものを見つめ直そうとしている気がする。いろいろ考えさせられる第10作だ。
寝かすとよい味? ★★★★☆
ベックは「ミューテーションズ」以来のリスナーです。
聴きたいという音楽が少ないので、最近はついベックのアルバムを無批判で購入する癖がついておりました。
発売直後に試聴もそこそこに購入、前作『インフォメーション』に比べあまりにもアナログな感じがし、しばらく放ってありました(‾‾;)。
が、最近容量大きめのウォークマンを買ったので、ついでに入れて聴きなおすと、なかなかよいではありませんか〜。
Modern guiltとWalls が好きです。
2008 ★★★★★
2年ぶり10作目のスタジオ・アルバムは、プロデューサーに迎えたデンジャー・マウス(ナールズ・バークレイで大ブレイク)とのコラボレーションの趣が強く、ふたりが手をくんで拓いた新境地、と言いたくなるほど。バンドの音を大胆にいじったエレクトロニック処理にはビックリさせられるが、基本にあるのはベックの血の中に流れているブルースやカントリー、フォークなどルーツ・ミュージックのきわめてシンプルな歌で、そのアーシーな手ごたえがいっそう生々しい。時間軸がずれたような、なんとも不思議な音楽体験だ。えらく奇妙で、そして美しい。
久々のガレージパンク ★★★★★
『O De Ley』、『Sea Change』とは一味違ったガレージパンクアルバム。原点回帰!重くディストーとされたギターとBECKの”ぼそぼそヴォーカル”がかっこいい!『Modern Guilt』は、超豪華スペシャル・エディションとなって再発されます。

BECK初心者なら中古盤。マニアは悔しいけど、Special Edition・・・

リイシュー盤は、オリジナル・アルバムにボーナス・トラック4曲を追加、さらに本作からの最新ビデオ・クリップ6本とインタビュー映像を収録したDVDが付いた2枚組!
これだけでも十分嬉しい内容なのですが、なんとなんと、Beckが大のお気に入りという日本が世界に誇るブランド、Zuccaのエコバッグをパッケージ!特典につらつられて買ってしまう。。
外パッケージはゴージャスなゴールドのファブリックにアルバム・デザインをスクリーン・プリント。そして開けると中にCD&DVDが!さらにパッケージを開くとエコバッグに! Zuccaムックに付いてくるエコバッグとは違ったデザインがまたマニア心を擽ぐりますねー。

チキショー!
時代を捉えた男 ★★★★★
BECKは掛け値なしにいいアーティストだと思う。いつもイノベーションを怠らないこと以上に、複雑に歪んだ巨大なアメーバのような自らの母国、アメリカを愛していることがその理由だ。彼のような知的で鋭敏なアーティストが、現在のアメリカで楽に生きられるはずはない。ましてや素直に愛することは難しいだろう。彼の作品は一枚を除いて全部聞いているが、すべてがそんな母国に生きる同じアメリカ人への真摯なメッセージのようにも聞こえる。

今回の作品のタイトルは『MODERN GUILT』。直訳すると『現代の罪』となる。今回は、穏やかなビートと60年代のアメリカンポップスを連想させる不思議な佇まいの曲でアルバムがスタートする。彼の曲は歌詞がとんでもなく素晴らしいんだけど、曲を聴くときには読まないようにしている。そのメロディーや音のスタイル、感触が必然的に選ばれたことのほうが、なんだか大事なことのような気がするのだ。もっと言うと、曲ごとに自分なりに言葉を想像して当てはめてみるのが、BECKの音楽を楽しむコツのような気がする。

彼の音楽は過去のロック、それもどちらかと言うと、マイナーなアーティストの曲のリフレインやビートをヒントにしていることが多い。それがブルースであれ、パンクであれ、HIP・HOPであれ、実にうまくBECKの音になっているのが特徴だ。本質的にはHIP・HOPのアーティストがサンプリングするのと似ているんだろうな。どんな音楽も同じ平面に持ってきて加工している感があるのだ。

比較的資質の似ているだろうと思われるアーティスト、プリンスやレディオヘッドと比べると、その音楽の外見に一見派手な風情はない。しかし、前述のふたりに勝るとも劣らないクォリティとセンスのある音楽。