そんな中、図書館に行くと絶対真っ先に行く著者名Mのコーナー(宮部みゆきも好きなので)でまだ読んでない、やった!と思って手にとったZOKU。
爆笑でした。なんていうか・・・正に、私にとってつぼ。そこここに散らばってるジョークがおかしくておかしくて、いつものことなんだけど、家族がテレビ観てても本読み出したら耳にも入らない私は、いきなり声をあげて大爆笑して、シリアスな番組観てた母親をめっちゃびっくりさせたり・・・。何回くらい笑ったかなー。話も面白いんだけど、とにかく登場人物がいちいち濃くて、その会話内容やら掛け合いにホント笑わされます。
私ももともと愛知県民で、「那古屋」は地元みたいなもの。犀川・萌絵シリーズでもローカルなネタにくすくす笑いはさせられていたものの、今回のシリアスな顔でさらっと言われているジョークは爆笑だった。「封印再度→-WHO INSIDE-」に何度目かの読み直しの時気づいて(遅い?)ぞくっときた私は、はー、またやられたーって感じでした。
文庫で出たらこれは買おう、と決めてた本。これは、いつもの森ミステリと雰囲気が違うし、表紙などもシリーズものと違うので、集めなきゃ!という気にさせないから。現在留学中の私は、いつも「日本に帰ったら読みたい本」リストを作ってるんだけど、これは家族に頼んで、送ってもらうつもりです。家族にはよく、「ちょっとこれ聞いて、面白いから!」とやるんだけど、これは、ほんとにさらっと笑わせてきすぎて、最初から読んでもらわないとわからないから悔しい・・・。こんなにうけたのって私だけかなあ?