サービスとはなんぞや、
という気持ちになったときに
必ず読み直し
もうぼろぼろになっている。

もてなしということは
こういうことだなぁと
納得できる内容です。

本が届くまでは、塩月さん一人の著書と思い込んでいましたが、ホテルオークラの橋本さんとのコラボだったのですね。
塩月さんが「裏千家」の人と言うと、堅苦しさが先にたちますが、さにあらず。提供するのも人間で受けるのも人間。それ故に一貫して「優しい目線で」「マニュアル通りではなく臨機応変に」といった、誰でも出来るのよというメッセージを感じ、少しずつ実践して行きたいと思えました。もちろん基本があるから臨機応変なのですが。
橋本さんは、ホテルマンとしての目線・経験から書かれています。
同じ「テーマ」なのに立場の違いでやる事・目指す事が違う。それが新鮮でありながらも、ちょっとした視線・気持ちの配り方で身に付けられるのかも・・・と思えました。
大人になればなるほど、人に聞けなかったり、教えてもらえなかったりする事が増えます。ですが、この本は社会的な人間関係はもちろん、仕事に対しても示唆してくれる事が沢山書いてあります。少なくても、人間を豊かにしてくれる事は間違いありません。