しょっぱなからブラスとツインドラムの迫力に圧倒され、アダムアントのボーカルとたいへん効果のあるカケゴエ(そうです、「はっ」とか「ほい~っ」とか叫ぶんです。)にとりこになったらあなたも"Insect Nation"の一員です。大ヒットした(3),(6),(8)はもちろんですが、シングルカットされなかった曲の中にも(1),(2),(9)などもしシングルにしていたら英国で初登場一位はまちがいなかったであろう曲が目白押しです。アルバムの最後には前作収録のロスランチェロースをハワイアン風のアレンジで聴いて厳かにしめます。
アダムアントとマーコピローニの2人がもっとも輝いている時期でした。このプリンスチャーミングのテーマでもう一枚出して欲しかった。