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トニー滝谷

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: commmons
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儚くも優しい時間 ★★★★★
坂本龍一のこの音あっての、この映画、「トニー滝谷」。
静かに美しく流れる、時を捉える音。
儚いことの美しさを感じさせてくれる映画であり、音楽です。
心がざわざわとしてシンドイ時こそ落ち着かせてくれるセラピー音楽かもしれません。
「しーん」として、自分のいる空間の温度がなくなる感じがしますよ。
是非体感してみては。
ただ美しく満たされていく時間 ★★★★☆
このアルバムには、
「solitude」と題された曲が4ヴァージョン収められているが、
どの曲にも、独特の、静謐な、うつくしさがある。

作曲者が、北極圏への流氷観測の旅を経験してきてからの作品だが、
これらの曲には、しーんと引きしまった、
はりつめた、それでいてヒューマンな冷たい温度がある。

その雰囲気は、
ラリー・カールトンのソロアコースティックギターアルバム
『alone but never alone』に似ているし、
マイケル・ナイマンの『エネミー・ゼロ』の「ローラのテーマ」や
『ピアノレッスン』の「Big My Secret」の出だし部分、
グレン・グールドのブラームスにも近しい。

CDには、
一枚の白い紙が同封されていて、
市川準監督とイッセー尾形氏のエッセイが収められている。

その中で尾形さんは、このアルバムについて
「音が音自身に耳を澄ます」と、的確な言葉で感想を述べている。
普段使いのピアノ音楽 ★★★★☆
 映画未視聴の私。よって純粋に音楽アルバムとして聴くと、サントラゆえに、同じ曲の変奏(バージョン違い)が多く若干単調ですかね。でも、「無くてもいいような」という市川準監督からの注文により、ピアノの音の響きだけで勝負するような抑え気味な曲を作ったにも関わらず、却って煽情的なところがあるのが面白い。

 部屋に篭ってチル・ダウンしたい時、静かに深夜を過ごしたい時などに、最近よくかけてます。読書のバック・ミュージックとしても全然邪魔にならない。サントラとしての意図がある程度完成されたアルバムだということでしょう。映画も見てみようかなと思いました。
BGMとして ★★★☆☆
読書用のBGMとして購入しました。坂本作品としては音楽的評価はできませんが、
読書用のBGMなら気にならなくてちょうどいいですね。ちょっと、音楽が暗いかな。
ずいぶん前に映画も見ましたが、どんな内容だったか思い出せません。
CDの評価も星3つが妥当でしょうね。
最新作の坂本のサントラCD「Silk」はいいですよ。
無くてもよかったような… ★★★★☆
市川準監督はライナーノートの中で、こう記している。

―「無くてもよかったような」音楽を作って欲しいと、今思えばとんでもないことを、坂本さんに言ってしまった。―

「無くてもよかったような」音楽。難しい注文だ。観客に覚えられてもいけない。ただ、あの低温感のみを頭に染み込ませる…
しかし、全曲とは言えないものの(厳しいが)1、3曲目の、DNA(Intro)は、見事にその注文を成し遂げている。一部、やや気になる(わざとらしさ)はあるものの、この冷たさ(いわば、零度の美)は、期待通りのものだろう。

坂本ファンのみならず、零度の美を味わいたい人は、ぜひ聞くべきだ。