ピアノの音色と彼の声がすごく良い感じに重なりあっていて、ものすごくいい雰囲気の曲になっています。
彼の声はギターと凄く合うと思っていましたが、ピアノに凄く合いますよね。もちろん昔の歌でもピアノのものもありましたが、これは凄くいいですよ。映画も見たいです。

映像に添わせた音楽ということで、控えめな音作りに徹しているためか、楽器の一つ一つに山崎の体温や息づかいが感じられる。シンセサイザーの音までが生音に感じられるのはなぜだろう。サウンドトラックとは言え、内容は豊かだ。優しく親しみやすい面と哀しいまでの美しさが見られる。それは、彼自身の人間性なのか、音楽家としての才能かわからない。例えば写真館のモチーフ。おどけた「ambient＃１」、快い午睡の「夏の写真館」、人生のほろ苦さを含む「写真館」。トリオのジャズバンドや遊園地のかわいらしさも参った。画家が色を混ぜるように、詩人が言葉を綴るように、彼は音を紡ぎだすことが当たり前のことなんだと改めて認識させられた。初めて「STEREO」を聴いた日を思い出す。

今回はいつものギターではなくピアノの曲です。
ピアノが奏でるやわらかくい音色と山崎さんの深くてやさしい声が一緒になってとても暖かくて切ない曲です。歌詞も「ありふれた出来事」の本当の大切さがしっかりと強くやさしく伝わってくるすばらしいものだと思います。

この曲が主題歌である山崎さん主演の同名の映画もとてもすばらしい作品だとおもうのでぜひ観たいです。初回版のDVDにこの映画の予告編とこの映画のいろんな場面が流れるPVもとても感動するものでした。

カップリングはいつものmud skiffle trackと「銀幕にこんがらがって」という曲で、mstは日常に溢れている雰囲気のインストゥラメンタルで、「銀幕に・・」は山崎さんの独自のいつもの感じ(悪い意味ではありません)の曲です、本物の映写機の音が入ってます

どちらも山崎さんの10周年を飾るとても素晴らしい作品だと思うので、ぜひどちらも観て、聴いてください。

映画をまだ見てもいないのに、出だしから切ないメロディと優しいまさよしさんの声に揺さぶられました。歌詞のラストセンテンスもきゅ～んときて、ほろほろ涙が溢れてしまいました。ギターだけでなくピアノでも才能を発揮されているまさよしさんに、昔ピアノを習っていた私としては、軽い嫉妬です。いや、すばらしいです。DVDにもやられました。映画の予告編、曲のPVともに切なすぎて。。。私、映画見たらどうなっちゃうんだろう？

映画の撮影前から携わり約1年かけて製作された1枚。
山崎まさよしの現在までの出演映画やドラマの音楽製作、シングルカップリングのインスト曲「mud skiffleシリーズ」,そして全ての楽器演奏まで一人でおこなったアルバム「アトリエ」など10年のさまざまな活動が集約されています。

映画の舞台となる美しい高岡の風景、登場人物の情景に「寄り添う」ように作られた曲たち。9月23日の映画公開まで待ちきれません。