(財)住宅総合研究財団 が行ってきた「ハウスアダプテーション・コンクール」に
日本各地から寄せられた応募事例をもとに、これからハウスアダプテーションに
取り組もうと考えている方のヒントとなる本。

障害をお持ちの方やそのご家族にとって、
より良い生き方・住まい方の参考となる実施例の宝石箱です。

※「ハウスアダプテーション」という言葉は、単に住む人の不都合を補うための
改修や改築と異なり、

周辺の人たちや環境も含めた生活の場を、本人に合わせて替えていくことに
よって、本人と家族、そして周辺の人たちの人生が豊かになることを目指す言葉として使っている。

日本の住宅の抱える問題点を、どう効率よく効果的にクリアするかが的確にのってます。
実務にあたった方々の真摯な意見に真面目に取組んだ本ですから、参考になるポイントが満載です。