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トーマト

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
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いい曲あり ★★★★☆
YES…プログレ最高のバンドの数ある傑作アルバムの中では評価は高くないが、いい曲が入っています。Silent wings of freedm、このアルバムではほとんどこの曲しか聴きません。いきなり和音も弾いちゃうソロ・ベースではじまる、Chrisが作曲したこの曲は、スピード感あふれるリズムセクションと途中の転調がかっこいいプログレの傑作です。
これをイエスと認めるかどうかなのだろう ★★★☆☆
時代に迎合したという評価がつきまとうアルバムになってしまった。
鯨問題など,イエスらしくないという評価で埋め尽くされたのだ。
イエスでないとしたら,キャッチーな曲が多く,受け入れられるアルバムになるのだろうけれども,大作主義のイエスだからこそ,認められるのに時間がかかってしまった。
今ならば何でも有りなのだから,再評価されるべきアルバムかもしれない。
時代に飲み込まれた時期の作品 ★★★☆☆
発表当時はパンク全盛であり、時代遅れになりたくないという焦りが、全員サングラスでワルぶっているグループフォトからも感じられる。楽曲も単純で短い尺、という方向にシフトしており、イエスなりの時代への迎合も見て取れる。

しかし、たとえばエイジアのような3分間プログレになっているかといえば、楽曲自体の出来といい、メンバーの演奏といい、どうも散漫というか華が無い。結局はサウンドにカッコ良さとか刺激とかキャッチーさとか、が無くなってしまったという事実から、彼らが全く自分自身の魅力の源泉を時代の中で見失ったということなんだろう。その中でもTRK1や4には一聴の価値があると思う。

当時のセールスは、なんとか古豪の意地を見せた形だったが、その後の「パリス・セッション」ではアルバムを完成させられず、アンダーソン&ウェイクマンの脱退まで引き起こす。当時のデモ音源が収録されているが、「トーマト」収録曲以上に平板な楽曲と演奏で、まさにバンドがどん底にんたことがよくわかる。

そういう意味でイエスの歴史をたどる意味で貴重な作品だと言える。
潰したら粒ぞろい ★★★★★
1978年リリースのスタジオ録音9作目。ジャケットデザインが暗示するかの如く、内容は
それまで築いてきたイエスの音楽性(究極も含めて)を完全にぶっ放して??しまった1枚
ですね。だがそこから飛び出した粒達(楽曲)は実に多彩です。

「クジラに愛を」、「マドリガル」、「UFOの到来」、「天国のサーカス」と実に個性溢れる
曲が並びます。もはや開き直り精神すら感じますね。ただやっぱ聴いてて面白いのは多分
他のバンドがやれば鼻ツマミものなんだろうなと想像してしまう事ですね。何故かイエス、
いや言い直そうジョン・アンダーソンがいると曲想の振幅が激しくても「自然」にすんなり
入ってくる感覚があって素直に不思議だ。。

イエスという前提、コンセプトを求めると肩すかしを食らいますが、個々の曲だけ聴きこめば
実に粒が揃ってますね。「自由の翼」なんかはバンドのまとまりグルーヴ感を感じれる好演
だと思いますね。

だが個人的に最も愛聴してるのが「オンワード」。。普段奥の方に閉まったこの1枚をひっぱ
り出すきっかけは大抵この曲が聴きたくなるからです。
アコースティック・ギターとキーボードのたゆやかな音色を基調にアンダーソンの歌声が
どこまでも澄み渡る。。聴き終えた後自分の内にわだかまっていた邪念みたいなものを吐き
出すような爽快感がある優しい曲です。
数あるイエスの作品で最もポップでシンプルな作品 ★★★★★
78年発表の11作目。明るく爽やかな1.のイントロだけでこの作品の素晴しさは伝わる。78年頃と言えばパンク/ニューウェイヴの全盛期。イエスは彼らならではの手法で時代に合わせようとしていたことが良く分かる。シンプルでポップな曲の中にイエスのエッセンスをコンパクトに収録した充実の全8曲。プログレの大袈裟さをやや後退させ、その分、躍動感のあるロック的な演奏を強調したサウンドはエネルギッシュなパワーが漲っていて非常に若々しい。直線的なスピード感のある演奏は間違いなく狙ったものだろうが、モロにパンクな曲をやっていても大袈裟なリック・ウェイクマンのシンセが加わることによってどこをどう聞いてもイエスになっている。このサウンドがあの時代にどれくらい受け入れられたかは分からないが、今聞くと本当に魅力的なアルバムだと思う。ファンクやR&Bなどの従来のイエスにはないエッセンスもスパイスとして効いている。リック・ウェイクマンの鍵盤も非常にモダンで本作ではポリ・ムーグの分厚いサウンドが満喫出来る。ヒプノシスによるモダンなジャケットも素晴しく、イエスの中でも個人的には群を抜く最高のものだと思う。ただしジョンによる歌詞は少し病んでいるのでは?と思わせるほどの内容を持っており、非常に意欲的な作品ではあるものの、彼らの限界であったことも確かなのだろう。このメンバーにおける脱プログレ的な極限の作品とも言えるのだが、不思議なことに従来の作品と全く違和感はない。イエス・マジック。