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小説家を見つけたら [DVD]

価格: ¥1,480
カテゴリ: DVD
ブランド: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
Amazon.co.jpで確認
前半がかったるく展開しています。 ★★★☆☆
by 小宮山隆央

FINDING FORRESTER
監督: ガス・ヴァン・サント Gus Van Sant
出演: ショーン・コネリー Sean Connery
ロブ・ブラウン Rob Brown

前半がかったるく展開しています。

ショーン・コネリーが具体的に登場するところあたりから本調子で展開して行きます。

そのあたりからやっと面白みが出てきて、「朗読」が山場となり結末へ向けて事態の収拾がなされて行きます。
結末がわかるまでは、展開が気になるので楽しみながら観ることが可能です。

結末がわかってしまうと、
主人公の少年に、役柄のエピソードというか背景を持たせ過ぎなので、観賞後の感想としては、物足りなさが後から沸々と湧いてきます。

天才的なバスケットボール選手であり、類稀なる文才の持ち主であること、美男な黒人であること。
いきなり進学校に転校になったりなど米国高校事情はよくわかり兼ねます。

高校の教授を怒らせるほど、16歳の少年は文学の素養が高く幅広く文学の一節々々にまで知悉している博識です。

老小説家との出会いもミステリアスに盛り上げている割りには、実際は出不精というか、
広場恐怖症なのか・・・みたいな老人です。

自宅に忍び込んだ少年・少女と仲良くなるのは、欧米のテレビドラマでよく見かけます。

実際には、「フリーズ」と言われて従わないと射殺されてしまうのでしょうか・・・・


少年の持つ文学の才能を際立たせるなら、もっと素朴な人物背景の方がよいのでは・・・という印象でした。

最近の映画では、僕のピアノコンチェルト (2006年 / スイス )の主人公の少年は、秀逸でしたが・・・・

人物背景や展開のエピソードをもう少し絞り込んだ素朴さがあったにいいのにと終わってから思う作品でした。

もっとも観ている間は、展開が気になるので「後からちょっと・・」の映画だと思います。

FINDING FORRESTER
小宮山隆央
成功も失敗も、強さも弱さも裏表 ★★★★★
理不尽な体験、誤解とどう向き合うか、あるいは向き合わないでおくか・・・。
才能が豊かであっても人生のそれぞれのシーンでうまくいくとは限らない。

若者は曲解にもめげずに自己を正しく主張するすべを知り、
また忍耐して学ぶことを知ります。

老作家は人生の最後に再び「自己」と向き合い遺作を完成させ、
そのきっかけとなった若者に全て(精神的・物的遺産)を与えます。

方や知力や才能があっても人格が機能しないと暴走することが反面教師として語られます。
説教臭くなく、人間味あふれる演出で強さ・弱さは人間の表裏一体だと映画は語ります。

ショーン・コネリーは老けてからますます魅力が増しました。本当に素晴らしい俳優さんです。
いい映画です。 ★★★★★
映画を観おわった後、「あー、いい映画だったなぁ」と心が洗われ
しみじみと感動し、心温まるそんな作品です。
ともすると派手で、話題性のある作品に関心が集まりがちです。
この作品は「渾身の」「問題作」なんかではありません。
市井の人々の生活で、ちょっといいなぁと思える話・・・といった体です。
ショーン・コネリーが少し不器用で心根の優しい大人を実に素敵に演じています。
心が疲れた時、ごらんになって下さい。
鉄板でオススメです。
年齢差を超えた友情 ★★★★★
あらすじを読んで、期待して見たが、期待以上によかった。監督が名作「グッド・ウィルハンティング」のガス・ヴァン・サントだというので納得。「グッド・・」と同様に、悩みや傷を持つ者同士が、交流していくなかでお互いを癒し、癒されていく。年齢差を超えた友情というものは、何にも代えがたいのだと思う。相変わらずショーン・コネリーは最高。最後に大物のカメオ出演があるのも見もの。久しぶりにいい映画に出会えた。
幅広い年齢層に受け入れられる作品 ★★★★☆
 著書が一作しかない小説家と、バスケットボールが得意で文才もある少年が出会い、友情を育むヒューマンドラマ。

 うますぎる文章に疑問を抱く教授役にF・マーリー・エイブラハム。小説家役にショーン・コネリー。二人のアカデミー俳優。豪華キャストに思わず驚いてしまう。ラスト間際に端役でマット・デイモンが出てきたときにはもっと驚いた。監督のガス・ヴァン・サントとの人脈なのだろう。『グッド・ウィル・ハンティング』や『ジェリー』で仕事をしているし。

 映画は珠玉の言葉、文章に彩られてる。文学の世界なので文学的な、そして詩的な台詞が数多くあり、少し映画をわかりづらくも、また温かくもしている。部屋にこもった小説家。若き学生。互いに欠けている部分を補うように絆を深めていく。どちらも完璧な人間でないところが映画をより身近な存在に感じさせてくれる。若い人にも年配の方にも、どちらにも受け入れられる作品だと思う。