アグレッシヴなファンクが印象的だった傑作『ファミリー』に続いて、1999年に発表された、スガシカオの3rdアルバム。統一されたカラーをもつ前作とは異なり、彼の豊富な音楽性が発揮された、リビドーとヴァラエティに富んだ内容のアルバムになった。
まったりし始めた男女の関係を描く<1>、「正義の味方」のその後を追ったユニークな<2>、シングルにはならなかったが、アルバム中白眉の名曲<3>、エロティックな<5>、スケール感のある<10>など。(麻路 稔)
信じるだけでは何もかわらない
★★★★★
「ふたりのかげ」のこの歌詞が1番心に染みました。
かなりのスルメアルバムです。
ちょっとビターで大人な世界に憧れた10代の象徴。
★★★★☆
高校一年の時、初バイトして一月目の給料で買ったCD。
当時は某アニメ主題歌になった『夕立』目当てだったのだけど聞き込めば聞き込む程味が出て、今では思い入れの深いCDの一つとなっています。
当時は『310』や『いいなり』『甘い果実』のような直接的な歌詞に免疫が無く、露骨に顔をしかめながら聞いていたような記憶がありますw
(お子様だったんだろうなぁ…)
一種露悪的でプライベートな歌詞を何事も無く、さらりと歌い上げてしまうスガ シカオは音楽界の辻仁成か村上春樹であると言っても過言では無い…かも?
お気に入りは『正義の味方』と『師走』
日常のちょっとした不思議にスポットを当てた前者と、エゴむき出しの恋の小細工をコミカルに描く後者、どちらも甲乙つけ難く大好きです。
単身者が冬場に聞くにはぴったりです!
(いや、悪い意味じゃなくて)
スガシカオの原点?!的な作品かも。
★★★★☆
最初は「ん?微妙か?」って思ったのですが、名曲「あまい果実」「ぼくたちの日々」もいいですし、ふたりのかげでは涙腺が緩みそうになってしまいます。
310、いいなりと言ったかなりきわどい歌詞もありますが、これがスガシカオの持ち味といいますか、彼の良さを一層際立たせていると思いました。
師走、グッドバイ、ぼくたちの日々などの繊細でなおかつ彼の優しさが現れている曲もGOODですね☆
個人的には
いいなり、あまい果実、正義の味方、ふたりのかげ、師走が好きです
車のお供にどうぞ
★★★★★
スガシカオの曲で初めて聞いたのが「夕立ち」。速攻でCD屋に買いに行きました。夏の気だるい夕方なんかにBGMでかけてみたりすると良い感じな曲が満載です。スガシカオ初めての人はここから始めてみてもいいかも。
「いいCD買った」と思えるはずです。
★★★★★
このアルバム、最初一回目に聴いたときは「パッとしねぇなぁ〜」
と、思ってましたが、二回目以降からはなんかスルスル頭ん中に入ってきて、すっごい感動しました。
「あまい果実」という濃い曲から始まり、ゆったりした「僕たちの日々」で終わる。
なんでかわからんすけど、いいですよ。