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メタルカラーの時代 (11) (小学館文庫)

価格: ¥650
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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科学記事には載らない、もっと大切なこと ★★★★★
 ハードカバー版の 3,4,5 巻から、観測技術に関するインタ
ビューを集めたのが、文庫版11である。話は、ハワイのすばる
望遠鏡、高感度HARP撮像管、無重力実験施設などの開発である。
キーワードは、高感度、高精度、世界初、であろうか。
日本の官民学がうまく連携できれば、どれほどのことがなしえるか、
そして、それぞれのモノの裏側に、いかに泥臭い苦労や情熱、
人と人との意地の張り合いがあるのか、よく伝わった。失敗談に
かんしても、うまく聞き出してくれており、貴重な証言が記録
されていた。また、インタビューアとしての著者の言葉には、
ときどきなんともいえない滑稽さがあり、それが、全体の印象を、
明るいものにしていた。最後に:HARP管発明者の谷岡氏による
後書きが、実に感動的であり、あなたがもし研究者なら是非一読を
お薦めしたい。
メタルカラーの時代 (11) ★★★★★
すばる望遠鏡、無重力実験施設、衛星画像解析、宇宙太陽光発電所の構想、超高感度カメラの開発者、研究者へのインタビュー。中でも「すばる望遠鏡・・」は6部構成で100ページを超える。世界最大の口径を誇る大望遠鏡を日本人研究者と日本企業がハワイ島の海抜4206mに建設した。独創的なアイデアを盛り込んで、人類が今まで見られなかった宇宙のを映し出す。その構想課程から技術者の奇想天外な新技術の開発者に関わった人々を、著者が巧みに聞き出していく。想像もつかない、技術的な話しも盛り込まれるが、かみ砕いて語ってくれるのでまるで自分に語ってくれるているように、引き込まれていく。彼等技術者を日本人として誇らしく思えてくる。