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Detroit Pistons: 1988-1989 NBA Champions - Motor City Madness [DVD] [Import]

価格: ¥6,470
カテゴリ: DVD
ブランド: Warner Home Video
Amazon.co.jpで確認
さすが BAD BOYS! ★★★★★
このセット、11枚で6,000円前半ならコストパフォーマンスはかなり高いだろう。
ほとんどの事は前のレビューに書かれているので参考にされると良い。
ただ、1989年のテレビ放送用映像をそのまま使用しているみたいなので
ごく稀に映像に“揺れ”や“ちらつき”が発生するが、映像観戦する事に支障はない。
しかし、得点やショットクロックの事は前レビュー通りで、
長い時間表示されないところもあり、自分でカウントしていないと
得点差が分からないのは辛いところ。
幸いなのはタイムアウトはカットしてあるのでストレスを感じずに観戦できる事だ。

私自身、このDVDに魅力は他のセット物と違ってカンファレンス決勝とファイナルの
すべてが収録されているところにあると思う。
各年のファイナル、又はファイナル最終戦だけを見るのも良いと思うが、
やはり結果だけでなくそこに至るまでの経過は大切だと思う。
なので、負けた試合も何試合か見ることになるがこれこそが現実に起こったことなのだから
素直に受け入れるべきだろう。
肝心の所を観たければチャプターを指定すればいいのだから。

最後に・・・
「BAD BOYS」と呼ばれた彼らが、ジョーダン率いるブルズを
倒すさまは圧巻である。
既にスターであったジョーダンがいるブルズのホームゲームは
異常なほどの興奮の中で行われる。
そこで試合をすること、そして勝つことは想像を絶する事だっただろう。
そしてファイナルはマジック・ジョンソンとジャバーがレーカーズと言う
常勝軍団がスリーピート(3連覇)をかけて立ち向かってくる。
しかし「BAD BOYS」は前年のファイナル最終戦までもつれ込んだ挙句に
敗北した悔しさを晴らすように4戦4勝で勝つのだから、すごい。

堅守からの得点を観ていると、いかにディフェンスが大切かが分かる。
現在のプレーしか観ていない人たちにも是非一度見てもらいたいと思う。

ボックス仕様だがイメージに画像を追加したとおり、
2枚1組の薄型パッケージが6セットとなっており、
パッケージの表紙として、各試合の詳細が記載されている。
それは日付、会場名、観客数、各ピリオドごとの得点とファイナルスコア、
フィールドゴール、3ポイント、フリースローのパーセンテージ、
出場プレーヤーのスタッツ等である。
これは貴重なデータとして有効だ。


再生については前レビューと同様、私のパソコンでは問題なく再生可能。
自己責任になりますが、パソコンがあれば大丈夫かと思います。
保存版としては最適か… ★★★★★
 ディスク11枚分もある大作BOXであるが、中身はイースタン・カンファレンス・ファイナルの対シカゴ・ブルズ戦の6ゲーム、そしてファイナルの対ロサンゼルス・レイカーズ戦の4ゲーム(スイープで勝ったんです!)がノーカットでおさめられているのだ! それぞれ1戦ごとにディスク1枚、ディスク11はこの年のダイジェスト版『モーターシティ・マッドネス』そのままだと思われる(手元にビデオがないので確認できないが、多分まちがいない)。

 この時代のゲームをフルで見られることはそうそうないと思うので、それだけでも買いだとは思う。あらためて見ると毎回毎回リードされる苦しい展開続きのゲームで、このチームがよく優勝できたものだと今さらながら感心する。フルで見ると、彼らがマイケル・ジョーダンをどのようにおさえたか(厳密に言えばジョーダン以外を)、そして前年度と同じカードとなったファイナルで、レイカーズに対して借りを返すぞという彼らの執念をも見ることができる。ファイナルでは、マジック・ジョンソンがケガをして第3戦、第4戦とまともに出場できなかったことが大きかったと思うが、たらればの話はナシである。勝ったのはピストンズなのである。

 それぞれのゲームは、テレビ中継と同じ素材を使っているように思われて、実況もあって見やすい。ただ残念なのは、スコアや残り時間、ショットクロックが肝のところしか出てこなくて、歯がゆいことだ。当時私はまだ少年で記憶すらあいまいで、当時のテレビ中継のことをよくおぼえていないのだが、よく考えればこんな感じだったのかなという気もしてきた。ただ今のテレビ中継に慣れてしまってしまっている身としては、けっこうつらい。正直DVD化するなら、スコアボード表示を編集で足してくれてもいいのにと思ったが、そうすると当時の雰囲気が壊れることにもなるだろうし、微妙なところだろう。

 このBOXセットで惜しいのは、もう少し特典映像的なものがあってもよかったのではということだ。この年のファイナルは4戦で敵地ロサンゼルスで終わったため、デトロイトに帰って来てホームのザ・パレスでセレモニーを行っているのだが、その辺の映像はあるはずのなのに(デニス・ロッドマンが男泣きしたのに感動したのをおぼえている)、入ってない。デトロイトでのパレードの映像なんかも入れてくれりゃ完璧なのに、それも残念ながら入っていない。

 ただゲームの映像は、これまでソフト化されていないのはまちがいないはずで、ここでしか手に入らないもの。日本円で5000円として1枚500円以下。これを安いと思うか、高いと思うかでしょう。日本版はまちがいなく出ないと思うので、買うなら在庫があるうちです。デトロイト・ピストンズがもう一回優勝すれば、このBOXもリニューアルすることがあるやもしれませんが、仮定の話をしてもしようがないので。

 リージョン1ですが、パソコンがある方なら見れるはずので、問題もないと思います。