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え!?絵が下手なのに漫画家に? (ヤングチャンピオンコミックス)

価格: ¥560
カテゴリ: コミック
ブランド: 秋田書店
Amazon.co.jpで確認
タイトル買い ★★★★☆
今日買いものした漫画のうちの一冊です。メインのエッセイ漫画自体はクスクス笑える感じで、まあまあ楽しめたなという感想。
ただ漫画家になる苦労話とかそんなんじゃないので、気軽にコメディとして読めます。
ただビックリしたのが、最後に収録されてるオタマジャクシがどうとかいう短編で、これがすごい良かったです。確かに絵は下手ですが、実はエッセイやギャグよりストーリーのほうが向いてるのでは?
そんなふうに感じてしまいました。
サナギさん寄り。 ★★★★☆
面白い。自分の才能を疑い出すという事がまさしく才能がある人。というのが良く分る本です。(酢飯を期待してる人はいまいちかもしれません。)
自伝風エッセイコミック ★★★★☆
最近よくある、カラスヤサトシや福満しげゆきと同じような、
自虐テイストを含んだ自伝風エッセイコミック。

こーいうタイプの漫画はたいてい
・女にもてない
・鬱屈している
・漫画に打ち込むが絵が下手でうまくいかない
というパターンがあるが、それぞれ面白く読ませている。
そう読めるように工夫を凝らしているのか、情念が濃すぎるところが
面白くて読ませるのかわからんが。


施川ユウキは自身も作中で言ってるように非常に淡々としているので
ドラマチックな展開は何も無いが、それがかえって氏の言葉の力を
引き出していると思う。
ほんと、この人ってエッセイストとか絵本作家向きだなあ。

え!?絵が下手なのにおもしろい? ★★★★☆
つくづく、施川ユウキは過小評価されていると思う。その理由が、本書が煽る「絵が下手」に起因しているかどうかは分からないが、そこで判断してしまう人がいるとしたら残念でならない。少なくとも、絵が下手でもおもしろい漫画はあるということくらいは容認して欲しいもんだ。


逆に、施川作品は無理に漫画として評価しなくてもいいとさえ思う。例えばこの漫画はエッセイ漫画だが、文章によるコラムと読み応えはほとんど変わらない。
だが、これほど「笑いそのもの」を的確に表現している漫画家はいない。漫画自体は目的ではなく、表現手段として機能的に使われているという印象だ。作中では「絵が下手だから結果的に4コマになった」というような話があるが、「そもそも施川ユウキの笑いは4コマに適している」というほうが僕は納得できる。


デビュー作「がんばれ酢めし疑獄!!」は余分なものを削ぎ落としたギャグ漫画のひとつの完成形だと思う。古典的な笑いの本質を暴き、独自のセンスで一気に突き放す痛快なギャグ。何度読んでもおもしろい。敢えて言おう、もし絵が上手かったらあんなにおもしろい漫画は描けなかっただろう。


と、書いておいてなんだが、この「え!?絵が下手なのに漫画家に?」は施川作品の中では少々つまらない部類に入る。エッセイということもあり平坦な漫画だ。初心者用としての役割はあるし(むしろコア向けだけど)、読む価値アリだとは思うが、過度な期待はしないで欲しい。
しかし、途中に入る読み切り時代の「がんばれ酢めし疑獄!!」はファン必読だ。ほのぼのした日常やキャラクター先行のユルいギャグ漫画が溢れる昨今、最もギラギラしていた頃の施川ユウキのギャグが妙に懐かしく、やけに心地いい。