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Red Curb

価格: ¥2,550
カテゴリ: CD
ブランド: ミュージックマインID
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日本エレクトロニカの金字塔 ★★★★★
矢野顕子氏に「天才!」と言わしめた京都在住の音楽家、レイ・ハラカミの2001年発売3rdアルバム。
主にテクノに分類される音楽を多く扱ったレーベル「Sublime Records」から出ている。
当時、初めてこのアルバムを聴いた時には良過ぎてブッ飛んだ。
歌は無いのにポエジーがある。全曲良い。ジャケットも良い。

ROLANDのDTM用MIDI音源モジュール「SC-88pro」のみで製作しているらしい(脱帽)。
しかしサウンドスケープのように巧く環境音を用いたりもしている。
持っているもの全て(本当に全て)使い倒しているのではないかと思う。

パン・ディレイとポルタメントとDUBミックスとリヴァースで時空が歪む。
音数は、けっして多い方ではないのに各パートのリズムワークと和声展開が優れているのでそれを感じさせない。
どの楽曲も創る姿勢として非常にエッジが効いている。

アルバム全体にスピードの緩急がある。
これを創った時、彼の中には間違いなく猛スピードで何かが流れていたのだろう。
だからこそ、スローな楽曲でも速度を感じるのだ。
音色は耳に優しく、グルグルと脳内マッサージされているのに神経を逆撫でするようなことは一切ない。
本作はフロア対応型ではない。
どちらかというとヘッドフォンで、高品質な再生機器を使って鑑賞してほしいリスニング型。
「ダンサブルなナンバー」なんて体育会ノリではない、踊るのは脳なのだ。

これまで発売されている彼のアルバム全てを聴いても、本作『red curb』が最高傑作だと思う。
間違いなく歴史に残る名盤。
繊細なエレクトロニカ。 ★★★★☆
こういう踊れない系のクラブサウンド(?)好きです。

浮遊感がすごいです☆宇宙音?みたいな。

そして無機質なのにあったかい。電子音バリバリなのに。

アコギのアルペジオ具合が心地よいです☆

この繊細さはさっすが日本人さすが京都人っ!
ちょっとハズした展開とか、コード進行。。。
ヘッドフォンとかで聴かないとわかんないような微妙な音とかもすごく良いです。
だから静かなトコでヘッドフォンで爆音が聞くのがおすすめ☆

音数は少ないのになんか薄くないのです。

でも、たま〜にチョコッと凝り過ぎかなと感じるとこがあります。
(宇宙っぽい音使いすぎ、ピコピコしすぎみたいな?くどさがあるかも。。)
あと、たま〜に不協和音が鼻につく。。。

それでも、☆4つ。

最新のヤツもぜひ聞いてみたいでっす☆
出会えて良かった☆
記憶 ★★★★★
秀作。
期待を裏切る心地よい音の連なり。
デジタルでありアナログ。
0と1の優しさ。
微笑みと涙の相対性理論。

今日、きづいた事。

この人の音楽の、コンポジションにおける音(音色)の配列は、
ヒトの脳における記憶の配列と似ている。

暖かく冷たい変則的な音の連なりは、
楽しく悲しい記憶が無秩序に溢れ出してくるのに似ている。

状態によっては、実際に無関連な記憶が呼び起こされ、 関連性を持って心に浮かぶ。

もしくは、
いくつかの中身のない記憶の形をしたモノが、
音の連なりに沿って配列される。

言葉を超えた音の豊かさ ★★★★☆
rei harakamiの音楽を言葉で表現するのは難しい。一応エレクトロニカという分類にはなっているようだが、ある人はテクノと呼ぶだろうし、また、ある人はコンテンポラリジャズだと呼ぶかも知れない。またある人は環境音楽、あるいは前衛音楽だといってもあながち間違いではない。ある人はクラブ系というだろうし、ある人は癒し系というだろう。窓際においた金魚鉢に反射した天井に揺らぐ光、あるいは金魚鉢を通して床に散らばる虹。ある人は天井を指差しその揺れ動くまぶしさを語り、ある人は床を指差し色の美しさを語る。そんな音を楽しむといったらいいのだろうか。聞いていて気持ちが安らぐ不思議な音の綴り。言葉では伝えられないからこそ彼はこの音が必要だったのだろう。
ゆらぎ せつなさ やさしさ ★★★★★
電子音がこんなに「ゆらぐ」とは知らなかった。
そしてこんなにも心を揺さぶるということも。
せつなくて、涙しそうになる。ふと見た夕日が美しすぎた時のように。
レイハラカミの作り出す音は、「やさしさ」に満ちている。