条文の意味不明瞭な点をわかりやすい文章・イラストで説明しなおしてくれとる良書♪
★★★★★
全くの素人のわてが読ましてもろうて、ほれでも建築基準の基礎が理解でけました。相当な良書です。条文の意味不明瞭な点(条文が悪いというより、厳密な理解のために前提知識なり、経験を要する点)を文章でわかりやすく説明しなおしてくれとったり、実に要を得たイラスト(表紙はカラーですけども、内容は落ち着いたオレンジと黒の二色刷り)で、ポイントを説明してくれとる。
読者層がどうなのか、建築にも、都市計画にも疎いわてには分からんデス。資格試験用に読む本なんかもしれんです。しかし、素人読者で「建ぺい率」「斜線制限」「隣地制限」「容積率」「GL + 4m」「建築協定」「第2種低層住宅地域」とか、意味が分からんからこの本で勉強しよう、という方も結構居ると見る(他の本だと、いい加減というか、不十分なもんも多いけん)。そういう読者には、大規模建築(デパート、劇場、おもに耐火についての法記述、新宿副都心高層地域の建築協定、等)は小規模建築と章を分けてもろうても良かった気がいたします。参考にはなりましたけども
簡潔で分かりやすい
★★★★☆
表題通り、イラストと図表でテーマごとに簡潔にまとめられていますので、辞書を調べるような感覚でポイントを確認する事が出来ると思います。それだけに詳細な理解を必要とする場合には、もう少し詳しく説明されたテキストが必要になるかもしれません。しかしとても使いやすく分かりやすいという印象です。
建築士の試験に最適!
★★★★★
建築の仕事は、施工系、計画系に分類できると思いますが、現実は、自分が専門とする施工系のは十分だが、計画は…という偏りのある人が多いのでは。一級建築士の試験では、総合的な知識が求められます。この本は、難解な法令を簡単に解説しているだけでなく、イラスト付で、その構造や材料など総合的に学べます。本当の建築の力をつける最良の本だと感じました。