新しい時代を人に先駆して察知しすばやく行動することが価値であり芸術家の個性であるという考えに人々は縛られてきたし、現代ではますますそうなっていると思います。カーン氏はそういった考えと無縁で、自分自身と自分をつくりだしてきた時間と場所を凝視し、熟考した。カーン氏の作品と詩的な言葉は、この凝視と熟考の内より生まれてきた。というのが、この本を通してよく理解できます。文体も読みやすく、私の好きな本のひとつです。

いまいちどんな本かわからない

ルイス・カーンに惹かれ、教え子となった香山寿夫。
これはその巡り会いの「喜び」を伝えるものです。

第１部ではその当時の日本の建築の様子を伝えながら、
カーンとの出会いを語り、筆者自身が感じたカーンの魅力、
建築への思いを自伝的に綴っています。

第二部は「オーダー」から「フォーム」、「ルーム」へと

繋がるカーンの思考、そして「光と沈黙」へと至るカーン論を
ひもとくものでありながら、筆者自身が答えを探る、カーンへの
問いかけとも感じられるものとなっています。

この書物を読み、今度は自分がいかにカーンへと問いかけるのかを
考えさせてくれる、創造の本質であり、創造の力であると語る
「喜び（Joy)」へと向かう意志の表れを感じました。

ルイス・カーンに惹かれ、教え子となった香山寿夫。
これはその巡り会いの「喜び」を伝えるものです。

第１部ではその当時の日本の建築の様子を伝えながら、
カーンとの出会いを語り、筆者自身が感じたカーンの魅力、
建築への思いを自伝的に綴っています。

第二部は「オーダー」から「フォーム」、「ルーム」へと

繋がるカーンの思考、そして「光と沈黙」へと至るカーン論を
ひもとくものでありながら、筆者自身が答えを探る、カーンへの
問いかけとも感じられるものとなっています。

この書物を読み、今度は自分がいかにカーンへと問いかけるのかを
考えさせてくれる、創造の本質であり、創造の力であると語る
「喜び（Joy)」へと向かう意志の表れを感じました。

ルイス・カーンに惹かれ、教え子となった香山壽夫。
これはその巡り会いの喜びを伝えるものです。

第１部ではその当時の日本の建築の様子を伝えながら、
カーンとの出会いを語り、筆者自身が感じたカーンの
魅力、建築への思いを自伝的に綴っています。

第二部は筆者からカーンへの問いかけであり、筆者自身が
答えを探求するものであると書かれていますが、「オーダー」
から「フォーム」、「ルーム」へと繋がるカーンの思考、
そして「光と沈黙」へと至るカーン論をひもとくものと
なっています。

この本を読み、筆者のカーンを敬う、強い想いを感じるとともに、
創造の本質であり、創造の力であると語る「喜び（Joy)」へと
向かう意志の表れを感じることができました。