ポップ・ファン必携の「妙薬」
★★★★☆
ワルベルク指揮、ミュンヘン放送管弦楽団、バイエルン放送合唱団。1981収録。
キャスト:アディーナ/ポップ(S)、ネモリーノ/ドヴォルスキー(T)、ベルコーレ/ヴァイクル(Br)、ドゥルカマーラ/ネステレンコ(B)。
すべてイタリア人以外のキャストによる「愛の妙薬」。好演です。とてもチャーミングなアディーナで、ポップ・ファンは必携でしょう。ネモリーノのドヴォルスキーは、ちょっとおバカで憎めない田舎青年という役によくはまっています。やや粗削りで直截な表現も、素朴な青年の一途さだと思えばプラスになって聞こえてきます。ヴァイクルやネステレンコも芸達者ぶりを如何なく発揮して好サポート。録音も良好。対訳はパソコン用ファイルとしてディスクに収録。