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入門Git

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本
ブランド: 秀和システム
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楽しくGitを学べる本 ★★★★★
半年ほどGitを使って、Gitについてはある程度手に馴染んでからこの本を読みました。

この本では、Gitをインストールして独りで使う場合から、リポジトリを用意して複数人で作業する場合、そして作業を間違ってやり直す場合など、様々なケースについて具体的な例を伴って詳しく説明されています。

また説明についてはそれぞれ、「何故そのような設計になっていて、各コマンドは何のために用意されているのか」という視点から書かれているので、なんとなくな理解で過ごしてしまいがちな状態やコマンドもきちんと理解することができます。

リファレンス的に機能が網羅されているという内容ではないので「とりあえずGitを使うための入門書」としては少し説明が難しい部分もあるかもしれませんが、「Gitを使ってトラブルなくコードを育てるための入門書」あるいは「GitとGitの作法に関する入門書」として、楽しくGitを学ぶことのできる本です。
美しいワークフローのための入門書 ★★★★★
 本書は以下のことを望む人のための入門書である。
  ・開発業務を混乱なくシンプルに保ちたい
  ・プロジェクトに突発的なイベントが発生しても、業務を混乱させることなくシンプルに保ちたい
  ・ソフトウェアの開発履歴をエレガントに美しく保ちたい
  ・ソフトウェアの保守性・拡張性を高めたい
  ・エレガントで美しいプログラム・コードを書きたい

 本書は「上記の目的を達成するためには git をどのように活用すればいいのか」を解説した入門書である。git をマスターするためのチュートリアルでもなく、単なるリファレンスでもない。エレガントでスマートなワークフローを身につけるための入門書なのだ。
 どのように git を利用すれば、エレガントで美しく、混乱とは無縁にプロジェクトを推進できるのかが、本書には詳細に、そして具体的に解説されている。
 本書の目的を取り違えることさえなければ、git 初学者にとっても本書は決して難しい内容の本ではない。git に対する疑問点がでれば "git help" を実行すればいいだけの話なのだ。コマンドの本来の意味は "git help" で理解できる。

 本書の視点を通して git を活用することで、まちがいなくプログラマは幸せを手に入れることができる。現に今私がその幸福を噛みしめている。本書はコードを書くことを生業とする者にとっての福音の書である。
内部に詳しいが故に… ★★★☆☆
結論から言うと、「入門」にしては内部が詳細に語られすぎていて分かりづらいと感じました。著者の濱野さんがGitのプロジェクトリーダーということもあり、「内部の動作」や「開発の思想」まで書かれてしまっています。ですので全体的な印象としては、使用者向けなのか開発者(Git自体の)向けなのか、初心者向けなのか上級者向けなのか、ごちゃ混ぜでよく分からない構成です。

チュートリアルとして実際に手を動かして学習できるのも最初だけで、急に抽象的な説明になってしまっています。「ここはもっと具体的な例をだして説明してくれれば…」という部分が多く、非常に残念です。

それと、コマンドの基本的な動作が説明されていない箇所があります。例えばcheckoutを「ブランチの移動」としか説明されていなく、それによってファイルの状態がどうなるのかが分からないため混乱してしまい、結局はマニュアルで確認してしまいました。「確かに以前のページで使用してたけど、そもそもの役割って何?」という場面が多々ありました。

ただ、★三つという評価はあくまで「入門」として考えた場合の感想です。既にある程度使い方を知っている人にとっては、新たな使い方を発見できる本になると思います。特に大規模なプロジェクトを管理する立場の方や、マナーを求められるオープンソース開発者など熟練者にとっては、★五つにもなる必携書になると思います。個人的には本のタイトルを付け間違えてると思います(笑)。初心者の方はもう片方の『入門git』のほうが遥かに簡潔で学習し易いでしょう。