最初に知ったのは確かゲームのほうだったと思います。三国志の武将が全部女性で・・・という部分でもう「なんじゃそれ」状態で、硬派な正史ファンのつもりの自分はなるべく触れないようにしてました。
しかしアニメ（１期）を偶然見て〜原作ゲームやってみて〜２期、３期ときて〜、でいまやすっかり恋姫無双ファンです。
普通この手の原作モノは、原作と比べてどのくらいつまらないかというのが争点で、原作の8割くらい良さを感じたら傑作扱いになると思いますが、これは原作とどっちが上かわかりません。個人的には原作以上じゃないかとさえ思います。
一番英断だったのは一刀の存在をなくしたことで、これによりエロ系路線からハチャメチャ路線へのシフトを強くすることができました。
原作つきのゲームなのに各話ごとの絵の劣化がほとんどなく、ストーリーも原作とは全く違うのに世界観は原作通りだし、そのストーリーも、１期、２期、３期と次第に史実のエピソードも拾いつつうまく作っていて、非常に綺麗な流れができています。
硬派なファンの人も是非一度見て下さい。意外に製作側が三国志の内容を詳しいことを知ると思います。

真・恋姫第2期も1期や無印に引き続き、毎回安定したストーリー展開がとても魅力的です。
今巻も例に漏れず、第1話からかなりぶっ飛んだ展開になっています。
キャラに萌えるも良し、純粋に笑いたい方にも良しと、視聴者・未視聴者
どちらにもおススメしたい作品です（特に未見の方におススメです）。
また、シリーズを通して所々に三国志ネタがあり、分かる方ならそちらも楽しんで頂けると思います。

限定版にはラジオCD・ピロトークCD・リバーシブル枕カバーと特典テンコ盛りです。

曹操の枕カバーの印刷が薄く洗いざらしみたいな感じで残念。
曹操ファンなので期待していたのに・・・。

三期にて生じた奇跡を大別すれば三つ

1）続きものの宿命　ナンバリングが増すほど内容はつまらなくなる、という映像界の定説をくつがえした
2）しょせん原作美少女ゲームという負の先入観を三期連続で打破し、そんな先入観は視聴者・制作者共通のドグマにすぎないことを知らしめた
3）三国志の翻案ものとしては最高峰の地位を萌えアニメという極度にせまい領域で確立した。

要するにベタボメです。
上述した三点は二期までの視聴でも理解できるかもしれませんが、それが三度続いた奇跡を体感したければ本作を観るしかありません。
ゴリゴリの三国志（演義）原理主義者にパッケージ絵や紹介文から3）の奇跡を認めさせるのは至難の技かもれません。
それでもやはり、三国志の風合を極力残しつつ独自の物語として再編集できた作品はこれしかない。現状そう結論するしかないのです。

所有者にはロリコン疑惑がかかります。せんじ詰めれば萌え萌えです。
けれど良質の物語を十二分に味わう機をみるに敏な人はぜひ手にとって観るべき作品です。
くやしいけれど、星五つなのです。

ゲームには手をつけておらず、アニメだけをずっと観てきたが、三期目にあたる今回のシリーズが一番面白い。

現段階では最終話まで観ていないので何とも言えないが、前作まで申し訳ない程度に登場していた男性キャラ（偽劉備など）がいなくなり、ストーリーに関する登場人物を女性一色に統一しているところも割り切っている感があって好印象を受けた。

三国志の面子が揃っていなかったため話の視野が狭かった気がしていた前作に比べ、今回は新たに様々な三国キャラが登場しており魏、呉の面子と共に話が豊富になっていて盛り上がりを増している。個人的に南蛮キャラはかなりツボった。

アニメ版の恋姫無双シリーズはゲームをやっていなくても楽しめる作品なので興味がある方には文句なしでオススメできる。

-追記-
ほうけいのかわむきだいさくせん（笑）
全１２話見終わりました。男性キャラ登場しましたスミマセン（汗）
１１話の関羽と張遼の一騎打ちや終盤にかけての盛り上がり、最後の締めくくり方などが予想以上の面白さだったので☆四つの評価から☆五つに変更させてもらいました。
このアニメほんとに面白い。