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モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: アミューズソフトエンタテインメント
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   キューバの革命家として、南米ではもちろん世界中に信奉者を持つチェ・ゲバラ。本作はブエノスアイレスでの医学生時代の彼・エルネスト(本名)が、友人と1台のバイクで南米を縦断した日々をつづる。彼自身の日記を映画化した、みずみずしい青春ロードムービーだ。アルゼンチンからチリ、ペルーを経てベネズエラへの1万km、6か月の旅で、ふたりはバイクの故障、ほのかなロマンス、そしてハンセン氏病患者たちとの触れ合いを経験する。
   マチャピチュ遺跡やアマゾン、アンデスの雪山など、南米独特の風景が印象深い。表向きの物語は、冒険好きな男ふたりの珍道中だが、『セントラル・ステーション』のウォルター・サレス監督は、エルネストが行く先々で図らずも南米の現状を発見し、生きる指針を見つける瞬間を巧みに織りこんでいく。エルネスト役ガエル・ガルシア・ベルナルは、頼りなげな表情の中に意志の強い眼光を輝かせ、主人公の成長を体現。革命家の知られざる青春の1ページであるだけでなく、注目俳優の最高の演技を目の当たりにできる意味でも必見だ。(斉藤博昭)
若かりし日のゲバラ ★★★☆☆
本作品は、ゲバラが医学生のころに、モーターサイクルで南米を旅した時の話である。

キューバ革命やボリビアでの戦いが起こる前であり、
それらを描いた映画に比べると、
後に歴史的人物となるゲバラの青春を描いたような、さわやかな作品ではある。

この作品の主な価値は、
若きゲバラが南米旅行を通じて影響を受けた対象が明らかになりながらも、
ゲバラが何を感じたのかについては、明らかにされていないことである。

すなわち、映画中のゲバラの口からは語られないことで、
私たちは、影響を受けたものと、
キューバ革命やボリビアでの出来事など、史実を結び付け、
自由な考察をすることができる。

そして、行動の端々に現れる正義感の強さ、弱者への共感、適度な自己主張、
全体を見る力、仲間を思いやる気持ちなど、後の活躍につながる片鱗を見出すこともできる。
ほかの作品と合わせてみることをおすすめする名作。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」を観た!! ★★★★★
旅というものは何であろうか。

旅とは、住む土地を離れて、一時、ほかの土地に行くことだ。

語源は、他の家で調理したものを頼る意味で「他火」や食物を貰う意味で「給(たべ)」からとも考えられている。

では、観光とは何であろうか。

観光とは、一般には、楽しみを目的とする旅行のことを指す。

語源は、易経の「国の光を観る。用て王に賓たるに利し」との一節による。




「モーターサイクル・ダイヤリーズ」はチェ・ゲバラの南米大陸を横断した若き日々を綴るロードムービーだ。医学部に在学していたゲバラが大学を休学して、南米横断の旅に出る。目的地、期間は決めているものの、所持金はほとんどない。怪力号と名付けられたバイクは、すぐに鉄くずへと変わり、テントは川に流されてしまう。頼れるのは、友人と自分の力と、他人の善意のみ。持病の喘息の発作に度々襲われながら、旅を続ける。




僕らの時代における旅とは何か。

それは、本当に旅なのか。

僕の中で疑問が膨らむ。




映画のなかで、ペルーで旅をする夫婦と出会い、一緒に火を囲んで会話をするシーンがある。夫婦に「何で、旅をしているのか」と質問するゲバラ。

その質問に対して「自分の共産主義の思想により迫害され、村を追い出され、居場所と仕事を失い、銅山であれば仕事があり、自分の主義についてとやかく言われることがないだろうから、旅をしている」と旦那が答える。

そして、旦那が「あなたたちはどうして旅をしているのか」と逆に質問されたとき、ゲバラは恥ずかしそうに「旅をするためだ」と答える。




裕福な国に生まれた僕らは旅をすることができる。

旅をするために旅ができる。

世界の情報がこれだけ集中し、グローバル化が進んでいるこの世の中で、世界は狭くなったと人は言う。でも、旅をするのは、外の世界を見ることよりも、外の世界に触れることで自分を見つめるきっかけができることに意味がある。

より多くの世界に触れるきっかけを自分のなかで作れたら幸運だなと思う。

我々が感じる心の旅 ★★★★☆
旅には必要な「旅」と
そうでない「旅」があると思う。

旅をすれば、人間は変わるワケではない。
必要な「旅」をしたから変わる
のだと思う。
ゲバラにとっては
この旅こそ必要だった。

この映画は、まず
「これは偉業を成す物語ではない」
と注釈されている。
つまり、ゲバラが何を見て何を感じ
どう変わったかは
言葉では語られない映画なのだ。

そのすべては見る者の想像に
委ねられる。
それこそがこの映画の素晴らしさだ。
見る者が映画を見て「旅」を
する映画なのだ。

この映画を見て何も感じないヒトも
いるに違いない。
それはつまり、そのヒトにとって
必要でない「旅」だから。


僕は、二人の男の心の変化に
とても共感しました。
彼らは「旅」を自分の糧に変えたのだから。
ゲバラが、ゲバラになる前に ★★★★★
傑作。

若者が、旅を通して自分を変えていく、
という、あまりに図式的な話だけれども、
これほどそれがツボにはまった物語はない。

しかも、
主人公は、もはや伝説になった
革命家チェ・ゲバラ。

これほど、
キャラクターの立つ人物が主人公であるにもかかわらず、
物語が、ありふれた若者の旅を、
坦々とえがいているからこそ、
逆に、訴えるものが大きいのだろう。

できれば、十代で見ておきたい映画だ。
大傑作 ★★★★★
半伝記として、ロードムービーとして、これは世紀の傑作である。
医者を目指すゲバラが、なぜ革命家としての道を歩むようになったのか。
医療では救えない、根本的な問題を肌で感じ取った旅の記録だ。
真面目だが、時にとんでもない行動をしたり、無茶をして死に掛けたり、
後のカリスマ性、人を惹きつける人間性が垣間見える場面も多い。
エンターテインメントとして楽しめる味付けも程よく、考えさせられる映画であると同時に、
見ていて笑って感動できる作品である。
ゲバラが後のキューバ革命で、またその成功後にどういったことをしたのか、
知っていればより楽しめるとは思うが、知らなくても十分興味が沸く内容だと思う。
特に男なら、これを見て何かを感じろ。