The Best Of Delerium
価格: ¥851
Delerium was the perfect diamond chipped out of the blasted earth of Front Line Assembly. A collaboration between FLA's Rhys Fulber and Bill Leeb, Delerium took them to the opposite pole of their prior industrial electronic sound. Where FLA was a group that would just as soon sledgehammer Pachebel's "Canon in C," Delerium turns it into a dance number of ethereal seduction called "Paris." Drawing from their recordings for Nettwerk Records, this collection focuses on the seductive side of Delerium with chilled electro-dance rhythms and the bevy of ethereal girls they've used to front their project. Of course, Sarah McLachlan's "Silence," a yearning hymn for heaven, is here in it's original and a remixed version. "Silence" remains Delerium's greatest hit, but there are many equally compelling tracks including songs with Leigh Nash of Sixpence None the Richer and early works featuring a little-known singer, Kristy Thirsk. It was Thirsk who established Delerium's penchant for gothic lyricism on "Flowers Become Screens." While their recent CD, Chimera, shows a slick tendency toward the middle of the road, this retrospective highlights Delerium's crafty merger of techno-dance grooves and diva-driven lyricism. --John Diliberto
☆お気にです☆
★★★★★
ある程度は予想してたんですが、デレリアムのベスト盤って
怪しいポップアルバムみたいなノリになるんじゃないかな〜って
思っていたら実際にその通りでした(笑)。
それとちょっとだけ収録曲に疑問を感じました。
(なにを基準としてベストなのかよくわからない選曲)
と、否定的なことを書きましたがこのベスト盤、個人的には気に入ってます。
いいんですよ、怪しいポップアルバムで☆
初期の頃はサウンドアプローチのことでよくエニグマと比べられたり
していましたが、このベストを聴いているともはやエニグマが
どーのこーのの問題じゃなく、良い意味でふっ切れてきてるのが分かります。
笑っちゃうくらいロマンティックで、妖しくて、適度に庶民的。
良い意味で通俗化が早かったとも言えます。
お値段も安かったし、ぜひ、おすすめさせていただきます☆
麗しきかなParis
★★★★☆
御大DeleriumのNettwerk移籍後、未発表曲を含むベスト盤ですが、必ずしも旧作のファンに応えられない選曲面で☆四つ。Silence路線‾Poem以降のヴォーカル曲を中心に構成されていますが、Remembrance,Terra Firmaなど、一方の醍醐味であるコラージュトラックのエッセンスを詰めこんだ曲も若干挟まれています。ChimeraではReturningのフォロートラックとも言えるアンビエント、ポップの折衷的な"Above The Clouds"(feat.Shelly Harland)が収録されなかったのは残念です。また、関係者が絶賛している"Sorrow"も権利上の問題でお蔵入りとなったままです。("Euphoric"に収録されている"Sorrow"とは別物で、Poemの未収録曲。)
今回収録となった"Paris"は、"Terra Firma"、またPoemの姉妹作とも言える"Vents Contraires"で美声を披露しているフランスの歌姫AUDEと、現在はソロ活動中のChris Petersonが手掛けたPoemの貴重な未採用曲。歌詞はラクロの有名な放蕩小説『危険な関係』に基づいたもので、パッヘルベルのカノンニ長調と艶やかなコーラスが、Chimeraに通じる官能的な華やかさ、熱に浮かされたような妖しさの両面を引き出すことに成功しています。Zoe Johnstonが登場する"You & I"は、Deleriumである必要がないほどトリップホップの使い古されたサウンドで構築されていますが、すっと胸に落ちてくるボーカルラインと率直な感情を謳った歌詞が、他の曲にはない安らぎを与えてくれるでしょう。SilenceのNew Remixは無難な出来。ニューシングルに収録予定のGabriel & Dresdenによるリミックスが期待されていますが、音源はレーベルが確保していて、リリースが立ち消えになった場合はお蔵入りになるかもしれません。
集大成
★★★★★
ついに出た、Deleriumのベスト。
これまでの代表曲が一枚に収まったお買い得盤。
Incantation、After All、Run For it、Remembrance、Innocente、Euphoriaはエディットバージョンが収録されている。
Deleriumのアルバムを持ってない人は迷わずこれを選択しよう。中身はUK盤と全く同じなので、デジパックが嫌いな人はUK盤をお勧め。