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パール

価格: ¥1,785
カテゴリ: CD
ブランド: Sony Music Direct
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買いなさい。 ★★★★★
ここのレビューを読みながら買おうか迷っている方へ。

買いなさい。歴史に残る名盤です。 ロック、ブルースのファンでこれを持たないのは恥ずかしい。。。 もうこんなシンガーは将来も出てこない。
しびれる遺作 ★★★★★
 この方の歌、本当に素晴らしいです。1970年のアルバム
をリマスターしたものですが、オリジナル盤がどんなもの
か聴いたことが無いのですが、結構いい音だと思います。

 そんなことより音楽が凄い。Move OverやらCry Babyとか、
搾り出すような声にしびれます。

 ブルースをベースにした収録曲は全て、力いっぱい歌っ
ています。渾身の〜といった観があります。
 この方は本当に素晴らしいアーティストですね。バンド
のサウンドも生きています。本当に躍動感があります。

 彼女はこのアルバムを遺作としています。そして曲によ
ってはミックス・ダウン(というか細部修正)が完全に終
わっていない作品だとも耳にします。この収録の途中で今
生の人となり、名盤を遺しました。
ジャニス・ジョプリンの凄さ ★★★★★
松浦亜弥がコマーシャルでMove Overを歌っていた。
つられて久しぶりにPearlを聴いてみた。

ジャニス・ジョプリンの凄いところって何だろう?
彼女の歌を多少聴いて、そして、彼女の伝記「ジャニス〜ブルースに死す」などを読んで多少なりとも彼女の人生を知っていれば、あるいはPearlのライナーノーツというかあの紫色の「新聞」でジャニスフリークの想いのほどを知っていれば、人間としてのジャニスを尊敬し、愛し、悲しむことができる。私もその一人であった。

ジャニスの生のステージを見たことがないので想像でしかないが、ライブアルバムと比べて、スタジオのジャニスは、飛び出したいのに出られない箱の中でとても苦しそうだ。「Mercedes Benz」や「Cry Baby」「Get It While You Can」などを聴くと、とても強くそれを感じる。とても息苦しい、助けて! … そしてジャニスは翔び立っていった… こんな見方もできるのかな、と、ふと思った。

悲しすぎるほど凄くて苦しい、命の叫びが込められた爆発寸前のアルバムだと思う。 … でもまあこんなことを偉そうに言っているようでは、天国のジャニスから「あんた青いねぇ〜」などと笑われそうな気がする。
ロック伝説の名盤 ★★★★★
60年代のラブアンドピースというロックの幻想が崩れる大きな原因となるジャニスジョップリンの死(Tr5”生きながらブルースに葬られ”レコーディング予定の前日に亡くなったという)。その死を伝説化し、ロックの歴史に大きく刻みつけたラストアルバム。67年にホールディングカンパニーを率いモんタレーポップフェスティバルに地元の1バンドとして熱唱した事で世界的に知られる事になり、70年までわずか3年を酒とドラッグ、そして本当の愛を求め、その思いをブルースにこめて歌い続け、文字通り命を削って時代を駆け抜けた完全なロックイコン。この盤をほんとうに愛すにはそうした伝説を知る事も必要だが、当時世界の人々の度肝を抜いたブルーアイドソウルは今聞いても古さを感じず、心を揺さぶられる。
60年代ロックの神髄 ★★★★☆
女性ロックシンガー・ジャニス・ジョップリンの死後直後の1970年に発表された作品。歴史的名盤と名高い一枚。ジャケット写真からして奔放な女性のイメージが強いジャニスだが、人間の持つ弱さや儚さをも、つつみ隠さず正直に表現できたストレートなシンガーだったと思う。
僕は昔からR&B、ソウル、ブルースを良く聴いてきた人間なので、黒人シンガーのダイナミックで余裕のあるシャウトを聞き慣れている。だから、ジャニスの声を張り上げビブラートする歌い方には、少し物足りなさを感じてしまうところもある。特にボビー・ウーマックのトラスト・ミー(ボビーがアコースティック・ギターで参加している。)では、後半声が裏返ってしまい、息継ぎが苦しくなるところがある。しかし、全身全霊を込めた歌の前では、そんなことは取るに足らないことに思える。
本作ではカバー作品に良い曲が多くガーネット・ミムズのクライ・ベイビーやハワード・テイトのゲット・イット・ワイル・ユー・キャンの出来が素晴らしい。バックバンドのフルチルトブギー(ザ・バンドと同じく5人組でダブルキーボードのシングルリードギター)の演奏が素晴らしく聞き惚れてしまう。ジャニスの急死のため、ボーカルなしの彼らだけのインスト曲(生きながらブルースに祀られて)もある。文字通り全速力のハッタリの効いたブギーを聴かせてくれる。ただし、ジャニス死後の録音(だとしたら上手い演出だ)と思わせる部分もないではない。
しかし、何よりも感動させられるのは、エタ・ジェームズをこよなく愛したジャニスの熱いソウルだ。曲によっては粗さが見えてくるところもなくはないけど、白人でここまで歌えた女性は少ない。理屈抜きでリスペクトしてしまう。本作では円熟味というか、じっくりと聴かせる懐の広さを感じさせる。やはり、あの60年代のロック全盛期を缶詰にしたロックの名作といえるでしょう。
後半の盛り上がり方がオーティスのTry A Little Tenderness を彷彿とさせるクリス・クリストファーソン(ジャニスの当時のステディマン)カバーのMe and Bobby Maggieが歌詞(バトンルージュでタイヤがパンクして、ニューオリンズまでトラックをヒッチハイクした。赤いバンダナにしまってあったハープを取り出して、皆でブルースを歌った。「幸福とは、失うものが何もないこと」)を含めて僕は大好きです。素敵なアルバムをありがとうジャニス、合掌です。ところで、最近出たコロンビアレガシー盤は、この名盤を水増しする邪道なので、無視しましょう。