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How to be Good

価格: ¥1,027
カテゴリ: ペーパーバック
ブランド: Penguin
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普通の幸せ ★★★★☆
About a boyを読み、Nick Hornbyのユーモラスで温かみのある小説世界に魅せられ読んでみた一冊。

この小説を一言でまとめるなら、自称「いい人」のKatieとキレやすい夫Davidがどのように夫婦及び家族生活を再生させていくかという物語だと言えるだろう。利己的生活と利他的生活という大きなテーマを持ちつつも、説教じみたところがなく、むしろその狭間でもがいている登場人物たちが非常にリアル且つユーモラスに描かれている。一体どのように、このようなテーマを終結させるのかと興味を最後まで失うことなく読みきることができた。

About a boyの方が軽快に読みすすめることができるが、How to be goodもまた読んだ後にさわやかな気持ちになれる秀作である。

普通にいい人のつもりなんだけど・・・ ★★★★☆
katieもこの本を読んでいる私も『普通にいい人』のつもりなんですが、不思議な癒しの男GoodNewsとGoodNewsに出会ってしまったあとのDavidに比べれば『周りへの関心、熱意が足りない人』にされてしまう気分。Davidったら自分の子供のコンピュータを取り上げて、貧しい子にプレゼントしろなんて、むちゃくちゃ。それって善行!?『いいこと』だというのはわかるんだけど、どこまで付き合えばいいのやら。最初は「冗談じゃない」って抵抗していたKatieもだんだん巻き込まれちゃう。ロンドン郊外の住宅地のご近所さんの戸惑いもよくわかります。とんでもない話だけどリアリティがあっておもしろい!!
またしてもHornbyにやられた!! ★★★★☆
彼の小説の持ち味は「ポップ」な感覚と、知的だけど、難しいひねりのないユーモア。そして、一番いいところは登場人物の持つ人間愛的な暖かさ。ひどいことをしても、ひどいことが起きても、決して嫌いになれない人物をいつも登場させてくれる。この作品も存分にその持ち味が発揮されている。今回の主人公は、せっかく「いい人」になろうとしたのに、度が過ぎて結局はなんとなくずっこけ。そうやって読者を笑わせておきながら、実はよく考えるとこれまた、家族愛だったり夫婦愛だったり友情だったりがテーマだったりしてなんとなくジーンとさせられるところもあり。現代的な感覚と読みやすい文章がHornby
を「とお~く」の偉大な小説家に思わせないところに技あり!
よいひとになるには ★★★★☆
Nickの新作。いままでの彼の本とがらりと変わった設定。女性・既婚・子持ち・立派な職業。
良い人Katieの結婚生活は怒れる男Davidとの退屈な毎日。子供も反抗期。自分は何もまちがってないはずなのに、私が浮気。家に帰らず電話で離婚の話。何だかおかしなことになっていく。

本にも映画にもならないような普通すぎる生活が、Davidのヒーリングマスター(?)Mr.GOODNEWSの登場でとんでもないことに。
とにかくそのあとのDavidがすごい。あんなに皮肉屋であった彼が・・あとは本を読んで楽しんでください。

Nickのユーモアとセンスにまたまたしてやられます。題名の通り、良い人がテーマであるのですが、これがどうにも難しい。考えたことありませんか?どんなことをどこまでよいことをすれば社会的に良い生活を!送!れるのか・・。