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やくざの墓場 くちなしの花 [DVD]

価格: ¥4,725
カテゴリ: DVD
ブランド: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
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狂気! ★★★★★
日本にも狂気を描けた時代があったのですね。「仁義の墓場」の渡さんは、結核を患いながらの狂気には脱帽しました。他にも深作監督は狂気の作品を描いていますが、渡さん文太さんの作品には、狂気の五光が射していましたね。この作品の渡さんの、追い詰められると右手で左手の平を叩く癖が忘れられませんでした。深作監督の傑作に思います。ただ、この後渡さんがテレビばかりの出演となったのが寂しい限りです。
狂犬!!! ★★★★★
渡哲也最高のパフォーマンス。タクシードライバーそしてヒースレジャーのジョーカーなどなどの狂った魂の原点。狂犬演技のバイブル。宝物です。
祝!DVD化。深作&笠原、70年代黄金コンビの最後の傑作。 ★★★★★
個人的に、「暴走パニック・大激突」と共に、DVD化を待ち望んでいた作品、同時リリースに即刻予約した。
深作欣二が、東映に招かれた渡哲也のたっての希望で監督を引受け、実在した伝説の狂犬やくざ石川力夫のそのアナーキーで壮絶な生き様をフィルムに叩きつけたのが、ご存じ「仁義の墓場」。で、その出来栄えの良さに、菅原文太との共演が企画されたものの(「県警対組織暴力」!)、諸事情で果たせず、改めて笠原和夫脚本でタッグを組んだのが今作。
渡が演じる今回の主役は、一転やくざを取り締まる側の刑事。のちに、TV「大都会」のキャラにも影響を与えたと言われる黒岩竜。警察機構からはみ出て、暴力団組織とやり合う一匹狼が、いつしか在日やくざの組長との間で生まれる共鳴と親近感。
いつもながらの鮮烈なヴァイオレンス描写、警察上層部の腐敗ぶりや在日問題も入れ込んだ反権力的メッセージに加え、その合間に流れる日本と朝鮮の血を受け継いだ女性梶芽衣子との情念と情感の世界。
「仁義の墓場」の様な突き抜けたイメージはないが、サブ・タイトルに付けられた渡の当時の大ヒット曲「くちなしの花」が、メロドラマ的要素も増幅させ、反社会的題材に、社会的テーマと通俗性も盛り込まれた異色のやくざ映画との印象が強い。
成田三樹夫と金子信雄、お馴染みの東映やくざ映画の大型脇役を部下に配した府警本部長に大島渚(笑)。冷徹な官僚ぶりがサマになっていた。ハマり過ぎとの声、一部にあり。
深作&笠原、70年代の黄金コンビとしての最後の作品。そして、幻の51年度文化庁芸術祭参加作品(笑々)。