松浦さんは、自分をごまかさない。落ち込んだときはほんとに
落ち込み、いいことがあったら感謝し、知らず知らず口笛を吹いて
いそうな、そんな人。
その本を選んだ人の顔の見える、本屋さん。
それがエム・アンド・カンパニー・ブックセラーズ。
いろんな人の手を渡り、時には海も越え、いろんなところの空気を
知っている本たちが仲良く並ぶ、移動本屋さん。
その店主の松浦さんの、世界との関わり合い方は、いつだって
オリジナルでマイペース。
そんな松浦さんにそっくりの、オリジナルでマイペースな、
決して派手ではないけれど、ほっこりあたたかい本です。