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Gメン82 DVD-BOX

価格: ¥26,250
カテゴリ: DVD
ブランド: ポニーキャニオン
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Gメン’82のすすめ! ★★★★★
Gメン’75ファンの皆様、’82シリーズのお買い求めを躊躇なさってはおられませんか?
だったら是非、ここは奮発しちゃって下さい。
関門1・第一話で画面が明る過ぎ。その映画的手法で’75のトーンを築いた名カメラマン・下村和夫氏が、本シリースではベタッとテレビ的な撮り方。
関門2・第二話がいきなりハッピーエンド。
以上までで「こんなのGメンじゃないッ!!」と投げ出さず、ここは一つ冷静に。
以上の関門を頑張って通過すれば、新たなGメンワールドが楽しめるのです。一言で言ってしまえば「全部の話がメチャクチャ面白い」のですよ。
全17話中、ハードボイルドGメン高久進脚本が12本を占めているのですから道理も道理。
新Gメンもみな好演。殊に篠田三郎、清水健太郎ははまり役。(残念なのは前シリーズで女の激情を見せた氾文雀が、今回はごく普通の女警察官としてしか描かれていないこと。)
ガンアクションがタイトで(殆んど撃たず)、それでいて猛スピードで迫ってくるのは編集の菅野順吉氏(「昭和仮面ライダー」「宇宙刑事」)の功績で、ハッキリ言って裏番組の西部警察より通好みですよ。
バラエティーに富んだ毎回の趣向は他の方が書かれておられる通り。エンディングの作曲は筒美京平氏というのも嬉しい限りです!!





『Gメン'75』のエッセンスを凝縮 ★★★★★
 とても“打ち切り”になった番組とは思えぬ、完成度の高さに驚かされる。
 7年も続いた超人気ドラマ『Gメン'75』が、曜日と時間枠を変えて『Gメン'82』として再スタートした途端、わずか17回で番組終了してしまったのは、放送当時、私自身かなりショックだった。その記憶もほとんど薄れてしまった今、改めてDVDで鑑賞してみると、ほんとによく出来た作品だなぁと感嘆する。
 考えてみれば、最近は期間を置かずに何年も続くドラマの長寿番組というものがない(殊に刑事物はそうである)。あらかじめ放送期間を11〜12回ぐらいに限定して制作し、ヒットすればパート2なり3なりを作ってゆくという形を採っている。それら昨今の刑事ドラマと比較しても、『Gメン'82』は全く遜色がないどころか、それを超える豪華さ、中味の濃さがある。シリーズとして一応の起承転結もあり、ドラマ内容も、社会派、ミステリー、サスペンス、人情物、カーアクション、香港カラテと、実にバラエティーに富んでいる。
『Gメン』の目玉である香港カラテ編も、『'82』では毎回主役刑事を変え、アクションばかりでなくドラマ性を重視し、一話完結でテンポ良く第4弾まで楽しめる。
 おまけに、『'75』で決着を見たはずの、あの“長野県黒谷町シリーズ”の完結編まで用意されているのだ。まさに至れり尽せりである。
 そして、『'82』には“救い”がある。『'75』では事件関係者が次々に殺され、最後に犯人を射殺して終わるという、悲しすぎる結末が多かった(その重々しさが魅力の一つでもあったわけだが)が、『'82』においては“殺さずに逮捕する”“関係者を辛い境遇から救う”ことへの配慮がなされており、後味が良い。特に、第5話「私は殺される!」は予想外の展開の後、希望の光が見えて終わる、感動的なエピソードであった。
よくぞ発売してくださいました ★★★★★
放送当時はほとんど話題にならなくて、幻のまま終わりそうな作品だっただけにDVD化は感謝のひとことです。Gメン75スペシャルも入っていますし。

あえて難点を言えば予告編は最後のディスクにまとめるのではなく、各話に付けて欲しかったです。
エンディングの後に予告が始まるという本放送時のフォーマットで見たかった。

もう一つ気になったのは、解説書に「82」の1話は「75」の沖縄シリーズをベースにして、さらに「75」の105話を組み込んだと書かれていた点です。

「82」の1話はどう見ても「75」の1話のリメイクで、そこに沖縄シリーズと105話をプラスしているように見えるのですが……