カウンセリングの初歩としても
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自殺を考えている人。自殺を考えている知人を持つ人。
大切な人を自殺でなくされた人、、。
この本は、そのような死と身近に生きている方々にとって
救いや助けをもたらしてくれる本だと思います。
悩みの最中にあるとき、縁あってこの本に触れる機会があったならば、
とにかく読んでみるとよいと思います。
かならず何か引っかかる箇所があると思います。
生きる意味をよく自分で思惟し、捉えること。
生きる意味を、物質的価値観だけで考えないこと。
「いかによく生きるか」という観点において、
善美的な自らに本質的な指針に沿って生きることが、
それだけが大切なことであって、それ以外のことならば
気にしなくていいと、氏はおっしゃっています。
それと、「添う」「並べる」「待つ」という、
傷ついた方とのお付き合いの仕方は、
カウンセリングの基礎的な、また愛のある本質的な
お付き合いだと勉強になります。
カウンセリングの基本としても学びになると思います。
衝撃的
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普段の私は非常に論理的・合理的な考え方をするほうが好きで、精神的な考え方はどちらかといえば嫌いなほうです、
転生輪廻などということはまやかし以外の何者でもないと本気で考えておりました。
そんな私が本書に出会ったのはまさに偶然の奇跡、、
読みすすめていくうちにここまで合理的にわかりやすく解説してくれていることに感動しました。精神的世界?と物質的世界はじつは密接にリンクしておりどちらか一方だけで万事
現世に修行に来ていることや、魂がありそこに肉体があるかないかだけで人か幽霊かの違いになり、それ自体特段驚くべきことではないという江原氏の見解は目からうろこが落ちる思いになりました。
『経験と感動は失われない』・・・・名言です。
自殺者防止のバイブル。
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自殺はなぜいけないのか…この世でなぜ生まれてこなくてはいけないのか。
それがこの本に書いてあります。
この本を読んで自分悩んでいる問題は解決しませんが、自殺を思いとどまるため
の本だと思います。自殺をしても、死んでいない…その後呪縛霊となり、同じような
波長の人間に憑依をしたり(自殺の名所)、死んでいることに気づかずに、
死んでいるのもかかわらず、飛び降り自殺をしている霊を、江原さんは見ている
そうです。
江原さんが自殺をした霊と会話をする経験があった時、必ず「後悔いている…」
「なんとしても寿命を全うすればよかった…」というそうです。
普通の人は、寿命を迎えて死んで、死後約49日間は幽現界にいますが、そのうち
浄化されていきます。しかし自殺の人は悔やむ、なぜ寿命を全うしなかったのか…
そのためずっとこの幽現界で閉じこもってしまうのです。
よほど割り切りのいい魂でない限り浄化に時間がかかるそうです。
それでもし生まれ変わっても、やはり同じ課題に直面するとおっしゃっています。
しかも宿命(ケーキのスポンジという例えを江原さんはされますよね)を
ぐちゃ!っとつぶしてしまったので、またそれを修復すること
から始めないといけませんはじめないといけません。つまり自殺をすると
今と同じ試練と来世で向き合わないといけない、そのうえ自殺したという
カルマも背負わなくてはいけないということです。
印象に残った言葉は、「(自殺して生まれ変わっても)今の人生の途中で放棄した
試練にもまた直面します。そのときは別の人間として、別の環境に生まれている
でしょう。それでも本質的には同じ試練に向き合うのです」。
自殺を考えてらっしゃる方は、一度目を通してみてください。
読まなければよかったとは思わないはずです。
誠意を感じます。
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この本を読んであくまでも自分自身が感じた事を書こうと思います。
今、命を絶とうとしている人に送っているメッセージの中に
江原さんの命に対する誠意を感じました。命を絶ちたくなる理由とケースを出来る限り考えてそれぞれの人にメッセージを送っている様な気がします。自分はその事に本当の誠意を感じました。心を打たれました。内容も確かに大事な事だとは思うけれど、人の心をうつのはやはり書く人の心だと感じました。江原さんが命を絶とうとしている人に、そうでない人にも一生懸命メッセージを伝えようとしている本だなと思いました。
江原さんの本の中で一番良い本
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誰もが死を考えるこの時代。江原さんもかつて死を考えたそうです。霊的現象に悩まされ、親に早く死なれ、孤独の真っ只中。生きる意味を失っていたのです。
しかし、T師に出会い、スピリチュアリズムに出会い、「人は何故、如何に生きるのか」というテーマと格闘し、その答えを見つけました。
「経験と感動を積み重ね、たましいをより輝かせること」それが答えです。
人生の苦難ー自殺まで考えるほどの絶望。それに対する江原スピリチュアリズムの答え。それがこの本です。
出来れば、江原さんには、この問題と闘い続けて欲しいという気持ちです。そして、死に直面している方にメッセージを送って欲しいという気持ちです。