この万華鏡のようなジャケットが内容をよく表している。
よく言えばバラエティーに富んでいるし、悪く言えば焦点が定まっていない。
私はBrian信者だから前者の反応。
小難しいことはどうでもよく、彼の声が聞けるというだけで星四つは確定するのだ。
でも残念ながらもう一つ上乗せするまでは到達しなかったのは、やはり
その寄せ集め感とあんまりいてもいなくても変らないゲストの存在のせい。
話題作りにはいいかもしれないが、今のがっちり一つになったBrianとバンド
には中途半端なゲスト参加は不純物にしかならないと思うのだがどうだろうか。
「スマイル」が発表されて急激に印象が薄くなってしまった感のあるアルバム
だが、忘れないで欲しい佳作であることは確か。