最後まで抜け目のない作品
★★★★★
まずジャケットの凝り具合に脱帽。
手にとってみればわかるかっこよさです。
作品はと言いますと、前作よりも随分ポップが強くなった気がします。
でも、「黄色い車」「enough」なんかは、展開の読めないメロディーライン。
癖になったらとまらない、最強のアルバムです。
中毒性あります
★★★★★
テクノとロックが融合したと言ったらいいんでしょうか。
あまり今まで聴いてなかった音楽なのでうまく表現できませんが、
ポップロックといえばポップロックではあります。
聴いてるといつのまにかリズムに合わせて体を揺らしてしまってますので、
おそらくライブに参戦したら相当気持ちよくなれると思います。
それから、ヘッドフォンで聴いてると、それぞれの楽器のメロディがそれぞれ特徴的で、
聴けば聴くほど良さがわかります。
アレンジに時間をかけて練り込まれてる感じ、好きです。
これからもっともっと良くなりそうなバンドアンサンブルに期待を込めて星5つにします。
あいかわらずの
★★★★★
相変わらずの歌詞とメロ、その後ろのリズムも色々練り込んだんだろうなぁと思える、素直に良いアルバムだった。
それにしてもポリリズムがちょこちょこ使われてたり、小技を利かせてくる。
「ほほう」と唸る場面が多くて、音楽をやっている人とかは楽しく聞けるかもしれない。
歌詞は、直接的なものは少ない。歌詞からストーリーが沢山つくれる。良い意味で宙ぶらりんの、ぽっかり浮かんだ感じ。ある物語の一部分、それも中途半端なところをスカッと取ってきたような、始まりが唐突で、思わせぶりな終わり方をする。そこが僕は良いところだと思う。
テクノポップがきらいでなければ、このアルバムを聴く50分54秒は、より良いものになると思いますよ。
この先…
★★★☆☆
有りそうで有る。そんな類似品的な作品である事はなかなか否定できない作品ではあります。
それでも一概に類似的だからといって悪い作品という訳でもありません。ボーカルが違えば曲の印象も変わります。スーパーカーやジェリー・リー・ファントムなどといったバンドとはどこか違う。そういった作品をこの先、ボーカルの力量やバンドとしての独自性などなど、いかに打ち出せるかがこのバンドの未来を左右するような気を勝手に思ったりします。
今後もテクノロック主体で展開するのか否かは分かりませんが、自力のある人達である事を期待したいです。
少なからずこのアルバムが嫌いではないので。
存分に、ポップ。
★★★★★
リピート耐性に優れた佳作だと思う。
レイ・ハラカミをパクろうとして黄色い車が出来たわけでも
かといってオザケンにオマージュしてネイティブダンサーが出来たわけでもなく
彼らはただ、今聴かせたいものを詰め込んでくれたんだと思う。
開き直って面白くなっているんだから、これでいいんだ。
スーパーウルトラコピーバンド、上等ではないか。