ゴルフはこわい
★★★★☆
これは夏坂氏が少し有名な方々とプレーをし話をまとめる形で進めているエッセイです。
ゴルフは単なるフィルターの役目で、本質は末端に現れるのたとえ通り、ゲームの途中に見せる言動こそが人柄そのもの、つまりプレーから人格、ひいては人間そのものまで判断出来るということなのだ。
例えば人事異動はゴルフで決める某信用金庫理事長や、健康には医者や薬よりゴルフが効くとか、ゴルフにとりつかれた指揮者、秘密の西本願寺カントリー倶楽部のお話とか人物とゴルフの相関関係を証明するような話を多く載せていますな。
人間性がわかると言われるいわゆる3種の神器、ゴルフをして麻雀して酒を飲めば、どんな人間でもおおよそわかるということを改めて教えてくれる本です。